おすすめ!お安く買えるトイドローン 2019年前期版
2019年4月11日タイトルは「釣り」です。ホントごめんなさい!でも、これは伝えなきゃならないと思ってあえて。
初心者が闇雲にトイドローンから始めるのは、やめた方が良い
今まで散々トイドローンを紹介し、おすすめしていた私がこれを言うのは本当に辛いです。YouTubeやブログを楽しみにされていた方、Googleの検索でここにたどり着いた人には本当に申し訳ないと思っています。
ですが、ちょこっと色々調べてみると、トイドローンによるトラブルはかなりあるみたいで、操縦技術が無いままでトイドローンに走る事は迷惑行為ともとられたり、操縦技術があったとしても、品質が乏しいトイドローン自体がそれにちゃんと答えてくれるのかも疑問。
比較的安い事は利点ともとれますが、リスクのほうを無視せず総合的に考えると、圧倒的に欠点がまさってしまうんですよ。
日本でトイドローンが飛ばせなくなる日が迫っている
今日も元気なデンパケーサツ
飛ばせなくなってる要因にはもちろん、デンパケーサツのコメントお約束「それ、技適ついてますか?違法ですよ?」が挙げられます。
日本を出れば、世界基準とも言えるCE、FCCという2つの電波基準があり、日本は日本独自に電波基準が用意されています。
良心的な(?)メーカーは国内電波認証を受けて発売していますが、ではそれが私のトイドローン要件を満たしているか。それは否です。
アメリカやヨーロッパのトイドローンファンが手当たり次第に新型を楽しんでいる姿を、指をくわえながらYouTubeで眺めるだけの日本人。惨めです。
国民にとって不利益な法律がはびこるこの国。ほんと「日本死ねよ」です(TT
トイドローンの常識Wi-Fi FPVは相変わらずうんこ
低価格を主軸に持って行きたいがためか、現行トイドローンはWi-Fi FPVを採用しています。ドローンの操縦には主に2.4GHz帯が使用されています。同時にWi-Fi FPVも2.4GHz。これにより混線や干渉はどうしても起きているそうで、映像がカクカクする原因の一つ(他にもあげればキリがない理由もあります)だと考えられています。
また、伝送するフレームレートを下げる工夫も必要になり、現行モデルで720p 20fps〜24fpsが関の山。もちろん電波混線によるフリーズもあるので、実際のフレームレートはもっと下回る事になります。
それを打破するために、「新型」には5G帯を使用したWi-Fi FPVが採用されはじめています。
伝送距離とスピードが格段にアップし、操縦のための2.4Gと棲み分ける事になるので、安全性(いつまでもリモートが切れない)にも、映像品質にも期待できるのですが。
日本ではこの新基準のWi-Fiを飛行体から発する事、屋外で使用する事は技術適合基準以前に違法なんですよ。たかだか数千円のおもちゃに、なんで目くじらたてられなきゃならんのだと。
っていうかIndoor Use Onlyってなんだよと。
欧米では子供がプレゼントに親からもらって楽しんでいるというのに、日本はなぜ大人じゃないと、企業じゃないと、こなせないような手続きと莫大な費用が必要という。
つまり、これらの問題点を無視するか、クリアするかしない限り、トイドローンに未来はありません。
中華ショップからトイドローンの取り扱い数がジリジリと減少しています。二年ほど前にはまさに飛ぶように売れていたトイドローンの売り上げも減少傾向にあるそうです。
その代わり、TinyWhoop寄りのレーシングドローンの方は上昇傾向にあるそうで、ドローンそのものが市場から消えるというのは、まだ考えられない状態にある事は救いです、かね?
この数年間、テクノロジー革命はまだ起きていない
私がドローンを手にしたのは2014年からだったみたいです。今日までリモート性能、カメラ性能、バッテリー性能は格段に進歩したとは言い難いものがあります。中には劣化しているものも。
リモート距離は100mも怪しいレベル
ドローンは無線通信によって操作します。基本2.4GHz。私がドローンを始める前は、違う電波帯のものもあったそうです。ドローンの通信にはご家庭やオフィスで活躍するWi-Fi機器と同じモジュールが採用されており、これがコスト削減にもつながっているわけですから自然な事なのでしょうね。
家庭のWi-Fiステーションも少しずつ性能がアップしてたり、通信規格がブラッシュアップされたりして、その距離と通信速度は伸びていますが、国内電波基準という足枷などもあって、それでもせいぜい100mくらい。また、巷にはそんな2.4GHzが溢れかえっているそうで、それがドローンの遠隔操縦にも影響を与えているそうです。
世界基準で新しい遠隔操作電波帯を確保しない限り、それに日本も乗っからない限り、リモート距離が格段に伸びる事はないのかもしれません。
カメラはスパイカメラありき
私が始めた頃は0.3Mピクセルが普通。初ドローンであるJJRC H8Cは2.0MP(720p)だった事はちょうどカメラのステップアップ段階だったのかも知れません。0.3Mカメラ搭載機と2.0Mカメラ搭載機の価格差が数千円あったりしましたっけ。
トイドローンのカメラは、スパイカメラ、車載カメラのパーツ流用でできています。防犯カメラへのニーズも高まって、性能が上がってきていますが、それらのカメラには手ブレ補正や高フレームレートへのニーズはあまりなく、Wi-Fiによる映像伝送がもてはやされるように。それがトイドローンへ採用されているというのが、ドローンのカメラ事情ではないでしょうか。
防犯カメラのWi-Fi伝送には、フレームレートとかブレ補正とかはあまり重要視されていないみたいですもんね。
それらが、三年前の独立したカメラ映像の方が、Wi-Fi FPVカメラよりも結果綺麗な映像になってたりというジレンマを生み出しています。
アクションカメラや360度カメラがどんどん高性能化していますから、それらがトイドローンに搭載されるようになるまでには、まだまだ長い道のりが待ち構えているのかも知れませんね。
より簡単に飛ばせるよう工夫した事がトイドローンをよりつまらないものにした
私がドローンを始めた頃の製品は、トイドローンにはいわゆる6軸ジャイロが搭載されたばかりだったようです。ジャイロセンサーで機体を水平に保つよう設計されているだけ。パイロットはホバリングする事を手動操作で行わなければならず、そこで挫折する人も多かったみたいです。
高度維持機能の登場
それをフォローするために、気圧センサーによる高度維持が採用されました。これがトイドローンをつまらないものへと持っていった最初のウェーブかと思います。確かにスロットル調整ができなくてもドローンは浮いてくれるようになりました。それがセンサー誤差で1m内外で上下するくらいのお粗末な精度であっても。
操縦者は楽になりましたが、結果得られる映像はより酷くなっています。常に働く高度維持機能によって、機体はビタホバせずにガタガタと高度調整を行います。手ぶれ補正機能の無いカメラを搭載していますから、それが如実に。本人がどれだけ丁寧に飛ばしても、映像はおどりまくって空撮機としての仕事はできぬまま。モチベーションも下がりますわな。いつまでたっても自己実現ができないのですから。
高度維持付きはスロットルをオフってもなおモーターが回り続けます。何かにぶつかりそうになった時、操縦で避けられなければスロットルをオフって墜落させれば済む事も、それができなくなっていますので失敗は許されず、常に危険な状態になってしまっているのも問題だと思っています。
オプティカルフローの登場
高度維持とオプティカルフローの組み合わせで、いよいよトイドローンも自律飛行機能が備わる事になります。ボタン一つで離陸と着陸。手放しでその場にビタホバ。初めてという方でも簡単な操作説明というか、使い方を教えてもらえばドローンが飛ばせるようになりました。
TelloとかMamboとか、「ドローンとは」をその瞬間に堪能できます。しかし、基本が備わっていない人は、そこで調子にのって前後左右をはじめ、挙句に壁に激突して墜落。故障して終了となります。
屋内ならそれで良いでしょう。屋外で同じ事をやったとしたら。てか実際ありましたね。道路まで飛び出して車(バス)に衝突。大事故には至らなかったそうですが、次も大丈夫とは誰も言えない事案だと思いました。やらかした本人が逃走してしまっているのも問題ですね。
犯行にドローンを使用すれば、足がつかないで逃げ切れるかもという可能性を示した事にもなります。
事故を起こしてしまった人も、その事故を目にした人もネガな気持ちでいっぱいになるのなら、いっそやらない方が良いと考えるのはしょうがない事ですよ。
初心者が買ってはいけないドローン7選
「2019年」「初心者におすすめ」で検索してヒットしたサイトやYouTube動画のいくつかを見て、正直私、恐怖しました。
彼らは本当に「それ」を初心者におすすめしているのかと。今回このようなディスりまくりで反感絶対買っちゃうだろうなって記事をあえて投稿したのも、そんな危機感というか、恐怖心というか、んーうまく言えない!
でも、食い止めないとどんどん不幸な人を生み出すだけに思えたんです。それはユーザーだったり、メーカーや販売店だったり、おすすめした本人であったり。
DJI Mavicシリーズなど
DJI の空撮ドローンはプロも使用するご立派な空撮機です。私も愛用しています。しかし、その重さはどれも200g以上あり、航空法規制対象ドローンです。
航空法の規制をうけない場所、シチュエーションを選んで、法をかいくぐれば初めての方でも簡単に空撮映像を楽しむ事ができます。
全方向衝突回避センサーを搭載していたり、リモート切れや低電圧時の自動帰還機能もあります。
ですが、一度でもクラッシュしたら終了です。運が悪ければ物損・障害を引き起こし、人生をダメにする可能性もあります。機体の修理くらいで済めば良いのですが。
Parrot Bebop・ANAFIなど
こちらも航空法規制対象ドローンです。また、暴走事案がかなり報告されています。
ですが、ドローンなんてそんなもんなんです。操縦技術や基礎知識というか経験と勘が備わっている人ならそれらを回避する事もできたりするのかも知れませんが、初心者にいきなりそれを求めるのはまず無理ってもんでしょう。
Bebopシリーズは発売されて年月も経っており、信じられないほどの破格で発売されています。それには理由がある事も心に留めておいてください。
ドローンに使用されているバッテリーはリポバッテリー。保管の状態が悪かったりすればすぐ寿命となります。
ホーリーストーンHSシリーズ
国内電波認証済みトイドローンを精力的にリリースしてくれているありがたいメーカー、ホーリーストーン。現行品はGPS搭載もあり、余裕の200gオーバー。航空法規制対象です。おもちゃですけど。200gオーバーな高級モデルでも、カメラにはジンバルが搭載されていないので、動画品質はとても実用レベルではありません。
200g以下のものもちゃんとあります。が、いずれも高度維持付きであり、Wi-Fi FPVであり、満足できるアウトプットは得られない事を覚悟しましょう。
国内メーカーでは無いにもかかわらず、日本語サポートが常駐している事は素晴らしいと思います。
万が一不良品を手にしたとしても、連絡すれば返品交換や返金に応じてくれるところも凄いです。アマゾンでの販売というのも手軽にそういうのもできて良いですね。
ちゃんと発送前に検査してくれればお互い気まずくならずに済むはずなのに。
事故補償はあくまでもユーザーにあるので、初心者は手をださないでいただきたいです。
ハブサン X4 シリーズ
私の中では名機の一つです。ですがもう何年も前のモデル。現在も製造されつづけている訳ではなく、多分今買うとバッテリーが死にかけていると思います。ずさんな製造品質も結構見受けられます。私が昨年2千円で売られていたのを衝動買いした同製品は、フライト1秒で天井まですっ飛んで墜落。アーム折れて終了w
分解してみるとモーター配線間違ってましたw
そう、トイドローンのQC検査なんてこんなもんなんですよ。
フレーム載せ替えて遊んだりもしましたが、これを初心者さんに求めるのは酷ってもんです。
Ryze Tello
体験会などでは大活躍。高度維持+オプティカルフロー。つまりは初めての人でも余裕で飛ばせる自律飛行可能なトイドローンです。ただし、操作はお手持ちのスマホ。コントローラーを別途購入できますが、それはスマホにBluetooth接続するゲームパッドです。つまりコントローラーを用意したところでリモート距離は変わらず、それどころか混線してリモート品質が下がってしまうという。
PVではVRゴーグルにスマホをセットして、FPVを楽しんでいる光景が紹介されていますが、断言できます。絶対無理。
他トイドローンよりも一歩秀でているのはカメラ。
ブレ補正が備わっています。ですがカメラ角度は正面固定。自撮りスナップをとったとしても、最適な高度が1.5mあたりと、だったらスマホで誰かに撮ってもらった方が良いレベル。
使い道がないせいか、簡単過ぎるからか3日で飽きます。
Parrot ディスコ
コストコでも売ってたりして、しかもHS最新空撮機よりも安くて、すんごい気になる固定翼ドローン。もちろん航空法規制対象ドローンです。
時速80kmという高速飛行。FPVを前提とした構成。こんなのどこで飛ばせるのかと。アリゾナ砂漠?w
初心者が時速80kmをいきなり飛ばせるのかと。ベテランでも戸惑いますわ!w
Parrot Mambo
こちらもTello同様トイドローンカテゴリーながらも高度維持とオプティカルフローで自律飛行するスグレモノトイドローン。FPV版と、キャノンやアームなどガジェット付き版があります。こちらもスマホによる操縦か、別途Bluetoothコントローラーでの操縦なので、リモート距離は期待できません。Tello同様3日で飽きると言いたいところですが、キャノンで遊んだり、アームで遊んだりするのでそれぞれあと3日ずつ飽きるまでの日数が増えると思います。
TinyWhoop
私も大好きっ☆
今最も面白いドローン。各メーカーから続々と新型が登場しつづけ、それらを追いかけるのも実に楽しいですし、各地でもレースイベントや、練習場や練習会、ミーティングが繰り広げられるようになっています。ドローン人口の底上げはTinyWhoopによって行われていると言っても過言ではないかと思います。
で、なぜ初心者におすすめできないのか。
TinyWhoopは曲がりなりにもレーシングドローンです。買ったその日から飛ばす事はおろか、バインド作業に設定作業、調整も全てユーザーが行わなければならず、そのためにはプロポの知識、BetaFlightの知識、バッテリーなどの取り扱いに関する知識、その他仕組みについての知識が必須であり、さらにそれなりの操縦技術も必要です。
1機種ごとに何かしらの違いがあり、マニュアルは同封されていないのが常識。
多分初心者が大枚叩いて購入したとしても、目の前に開かるいくつもの壁にぶち当たって心折れる方も少なく無いでしょう。
つまり…
初心者におすすめできるようなものは無い!
というなんとも不本意な(はい!本当に不本意ですからね!)状態となっているのが今の私が知るドローン事情なんです。なんともごめんなさい><
初心者がまず最初にすべき事は?
ドローンを始めたいと折角思ったのを、まさに出鼻をくじくような事をしてホントごめんなさい。私だってどんどんドローン人口が増えて、より多くの人とあーだのこーだの語り合える日が来る事を夢見ているんですよ?
でもそれ以上に、失敗して欲しく無いと思っています。結構ドローン業界っていうか、今の日本って失敗が許されないですから。
お詫びってもんじゃないかも知れませんが、心得を指南させていただければと。
いきなりドローンは買わないで!
最近ではおもちゃ屋さんでも数千円も出せば買えてしまうトイドローン。本屋さんでもマニュアル本と一緒に売られてたりと、「いつでも買える」ようにはなりましたが、そうやって衝動買いして長続きしてらっしゃる方は多くないと思います。
かく言う私も右も左もモード1もわからず買っちゃってますが、あの時の救いは我が家は200坪を超える膨大な敷地があるクソ田舎で、誰にも通報されず、誰にも迷惑をかけぬまま(というか航空法が改正される前)、そこそこ飛ばせるようになっています。
現在は改正航空法による制限もあり、条例があり。
「知らなかった」では済まされないのが法律。そんな落とし穴にハマる事の無いよう、いきなりドローンを買ってしまうのはやめましょう。
いきなりスクールに行かないで!
一口にドローンスクールといいましても、基本的にはDJIドローンのスクールだったりします。で、DJIドローンって、自律飛行しますので、はたしてそれ、スクールで学ばなければならない要件なのかというところに疑問符がぬぐえないのが私の考えです。
「ドローンを始めるならスクールで資格をとって…」
という言葉に騙されないでください。
もちろん業務利用の場合、資格や認定を持っている方が有利な場合があります。そういったメリットもじっくり情報収集してから決断されても全然遅くはないと思いますよー
「TinyWhoopしたいのに、スクールじゃ教えてもらえなかったよ!」という方も。
何を勘違いしているのか、どこかのドローンスクール卒業者が私に「ドローンをお教え出来ますよ」とか言われた事も何度かありました。
もちろん、お金と時間に余裕がある方は、ドローンスクールに通われてからドローンのなんたるやを知り、スタートラインにたつのも良いと思います。
自動車学校よりも短い期間で、どこまで身につくものなのかもミモノです。
最近では認定団体からあえて脱退し、独自のカリキュラムでスクーリングされているところもあります。そういう新手のスクールに期待したいです。
まずは情報収集
といいながらも、もうご存知のとおりネットで検索したら「オススメ!初心者はまずこのドローンから始めよう!」というのが沢山ひっかかりますw
わたしのブログなんざ、そんなサイトに比べたらもう全然引っかからないんでしょうけど。
私はネットの情報だけでなく、実際に自身が動いて真意のほどを確かめていただきたいと思っています。
イベント
かなりの頻度で全国各地でドローン関連イベントが行われるようになりました。私のおすすめは体験イベント。おもちゃが多いですが実際に操縦させてもらえたりします。そこで「ふーん」があればしめたもんです。とりあえずドローンの入り口はみえたわけですから。
ただ、イベントで事故られてはたまったもんじゃないですから、そこまで攻めた体験会をやってるところはまず無い事をご理解ください。
ショップ
結構明暗が別れているらしいですね。ドローンの販売と一口にいっても、いまじゃアマゾンでも買えちゃうわけですし。ただ在庫があるだけのショップもあれば、店長直々にセッティングまでしてくれるショップもあるとか。
あれですね、PCショップでお店で組み立てまでできる店が良いのか、SEが別組織で存在する店なのかみたいな、見極めが必要かと思います。
mixi:ドローン友の会
無料ですからとりあえず入っておけです。質問相談大歓迎なコミュニティです。ベテランの方も多いですけど、みなさんだって最初は初心者。自身がどれだけ情報得られなくて苦労されたかを経験している方々なので、「これから」な初心者に対しても親切なのは当然です。
ぜひ入会され、相談投げかけちゃってください。
まずは室内練習
外へ一歩でも出れば「責任」がつきまといます。操縦ミスってぶつけたら逮捕。飛行禁止エリアで飛ばせば逮捕。そう思ってください。そんなリスクから逃れるためには室内がベストです。家の中なら200gオーバーな機体であっても航空法は適用されません。
もちろん、家財もドローンもめっちゃくちゃになること間違いなしでしょうけどw
私は自宅でのドローンの使用を禁止されています。「ピッ」とか「タララーラーラー♪」の音がなると、バカ犬が尻尾丸めてどこかへ行ってしまいます。なので禁止orz
シミュレーター
スタートアップとしてもっともベストな選択だと思います。FPV FreeRiderならマシンスペックもさほど要求されませんし、Android版なんてのもありますし。PC版、Mac版、Android版、Unix版などありますし、ゲームパッドでもプレイできますが、ここは頑張ってまともなコントローラーを買うべきに思います。
ドローン本体はぶつけて壊れたり、どっか飛んで行って無くしたりするかもしれませんが、コントローラーはそう易々とは壊れませんし、無くしませんからね。
マイクロサイズドローン・ナノサイズドローン
200gオーバーなドローンを家の中で飛ばすのは無謀ですが、マイクロサイズやナノサイズの小さなドローンであれば、結構飛ばせます。飛ばすならというか、どうしてもドローン現物買いたいのなら、まずは小型ドローンを室内で飛ばす事を大前提にして吟味しましょう。
小さいがゆえに飛ばしにくいという方も時折見受けられますが、それすら飛ばせないのならもうドローンやめれと思ってしまう私です。
JJRC H36とか(最近はこれ、プロトコルが不安定なので私はあまりおすすめしないです)、BWhoopB03Pro(などBayangプロトコル)とか、後々か先にか技適付きマルチプロトコルプロポにも対応しているモデルが末長く楽しめると思います。
安いしちゃっちいしでバカにされがちですが、実はDJIしか飛ばした事が無い人は、マイクロドローンすらまともに飛ばせない人も多かったりします。逆にH36やB03を普通に飛ばせるようになった人にDJIドローンを渡して一通り説明(カメラ操作とかモーターロックとか、H36などには無い機能ありますからね)したら、もう普通に操縦出来ています。
トイドローンを舐めないでいただきたいものです。
最後に?
もーほんと不愉快な記事でごめんなさい。
あともうちょっと。
多分、この記事が投下される頃は、春爛漫といいましょうか、YouTubeとかInstagramとかでドローンによる桜満開映像がわんさかアップされていて、「どうれ私も!」と思われている方も少なく無いと思います。
特に今年はCineWhoopによる近接空撮映像が圧倒的インパクトを放っているのではないでしょうか。
桜って遠巻き撮影だとイマイチだったりなんですよねー。桜の花は下向きに咲くので上からとるより下から見上げた方が綺麗とアドバイスいただいたり。
で、そんなカッチョイイ撮影ができるCineWhoopを始めたいと思われている方も多いかと思います。
私が受けた相談などから、知っておいていただきたい事をば。
サポートは無いものと思え
CineWhoopはカテゴリとしてはレーシングドローンだと思います。ショップでは完成品として販売されていたとしても大抵はBNF。プロポと本体とのバインド作業は必須です。
単に双方の電源を入れればOKなんて都合の良いものは無く、
設定ありき
なのを心してください。
BetaFlightの事、プロトコルの事、その他イロイロ知識と経験が必要です。
「繋がらないからショップに問い合わせたけど意味がわからない」
なんてのは、買った本人の責任なのです。ショップのせいでは無いです。また、実際に不良品な場合もありますが、不良品を不良品である事を証明するためにも、確実に知識と経験が必要になります。
レーシングドローンは壊れる
レーシングドローンは丈夫に出来ています。が、限界はあります。クラッシュしても壊れないドローンなんてまず無いです。それっぽい事をPVで売り込んでるドローンもありましたっけw
私これ、軽くあたった程度だったと思うんですがVTxマウントがもげましたwww
TinyWhoopだって、頑丈で粘りのあるフレームですが、ぶつけまくってたらダクトが割れたり、FC壊れたりなんて普通にありますから。
ただ、レーシングドローンはスペアパーツ取り寄せたりして自分でなおせるというところが魅力でもあるんですよ。カスタマイズしたりモディファイしたり。
それが楽しいと思えない方は、CineWhoopは苦難の道のりでしか無い、私はそう思っています。
1080p 60FPSカメラは魅力的ですけど、それもまだまだ脆いところです。カメラレンズなんてガラス製だったりプラスチック製だったりですから、ぶつけりゃ割れます><
操縦がおぼつかないうちから2万とかするドローンを、まともな空撮操縦が出来ないうちから壊してしまう可能性が大きい事を覚悟するか、まだお安いMobula7やBETA75あたりで練習を積んでからCineWhoopに手を伸ばす。そういった流れを思われていた方が、私は良いと思っています。もちろんそれまでにMobula7が無傷で済むという甘い考えは持たないが吉だとも思っています。
ほんと、だらだらと…
ごめんなさいごめんなさい!
ほんとだらだらとつまらない事を…。
でも、ホント増えてるんですよ!
海外製品にPL法があると思ってる人とか、レーシングドローンがDJIドローンと同じようなもんだと思ってる人が!
で、とにかく自分以外に責任の所在をもっていこうって人が!w
お互い気まずくならぬよう、注意啓蒙はしたいとは思ってますけど、今回の記事を読んで「なにをー!」って思った方、もう一度クールダウンされて、考え直してみていただきたいと思っています。