気になる!TelloにRTH搭載!
2019年2月12日ただしAndroidのみ(今の所)
トイドローンフリークに限らず、Tello持ってる人はかなりいらっしゃるかと思います。
GPS未搭載ながらもオプティカルフローによる安定した自律飛行を実現しているRyze Telloの人気はまだまだ続きそうですが、そんなTello、この度登場したサードパーティ製操縦アプリが今ファンの間で大注目されているようです。
・Tello FPV – Control the Ryze Tello drone FPV + RTH
このアプリ、何が凄いかっていいますと、なんとGPSを持たないTelloにリターントゥホームを実装させてしまうのです!
百聞は一見に如かずということで、YouTube(英語)。
動画では、早口な英語で私は「何いってんのかさっぱりわからん!」なんですけど、途中から始まるフライトテストの様子を見れば、言葉がわからずともこの「TELLO-FPV」の凄さはわかりました!w
2:29あたりから実際のフライト映像。Androidのキャプチャー画面で紹介されています。
画面構成は直感的でわかりやすいですね。
「FPV」と銘打ってるだけあって、レーシングドローンのような機体の姿勢を表すOSDもなかなかナイス。左右の視覚はバーチャルスティックなのですが、こちら、設定によって大きさも調整可能です。
で、画面の左上に見えます「お家」のアイコンが今回特に注目したいRTHボタンです。
RTHボタンをタップしますと、機体は向きをホームポイントへと向け、帰還開始となります。GPS空撮機にありがちな、一旦高度を確保するために指定高度まで上昇するという機能は省かれているようです。
画面上にもお家マーク!なるほどこれがホームの「方向」を表している様子。離距離も表示されて、道中が正常動作しているのかが感覚的にわかりますね。
てかこの人戻り切る前に割り込み操縦しちゃったよ!w
このあと、自動着陸するのか、それともホバリングで待機するのかわからんですw
さらにこのアプリでは、360度パノラマ自動撮影機能も搭載。画面右側にある風景アイコンをタップするやいなや、360度パノラマ撮影が開始されます。
合計8枚の写真を旋回交えて自動撮影。アプリ上でそれらの写真を結合させてパノラマ写真を仕立て上げてくれるみたいですね。パノラマ写真はFacebookなどで投稿すれば、マウス操作に連動するVR写真にもなると思います。
さらにこのアプリにはPOI、ポイントオブインタレスト機能もあります。対象としたい物体を画面中央に捉え、オペーレート画面上の左寄りにあるフラッグなアイコンをタップすることで撮影開始。
対象との距離は5.0mがデフォルトの様です。変更も可能みたいです。POIといってますが、ビジュアルトラッキングと捉える方が正解なのかな?対象がわからず終いなのか、壁へと進んでいって案の定クラッシュw
さすがは再生数も結構あるYouTuberさん。これくらいのクラッシュも余裕なのでしょう、笑ってらっしゃいますw
さらに「サークル」もあります。画面左上の円型ボタンがそう。こちらは対象を中心としてノーズインサークルしながら回るやつみたいです。こちらもデフォルト離距離は5.0mで変更が可能なようです。
お家マークがOSDされてますが、常にホームポイントはOSDされているのかな?
その他ハンドトスやエマージェンシー機能もあり、これなら純正アプリを使うよりもこっちの方が実用度高そうに思います。
動画ではとうとうPOI機能についての検証がうまいこといってなかったみたいですが、これがもしビジュアルトラッキングによるフォローミーというかポイントオブインタレスト(カメラで対象を捉え続ける)機能であれば、動き回る対象を追いかけさせ続けたり出来そうです。わかんないですけど。
私もTelloを持っているので、試してみたいところなのですが、実はTelloに対応しているAndroidスマホが今ありませんw
iOS版の登場は不明ですが、是非iOS版もリリースいただき、誰もがTello-FPVで楽しめる様になって欲しいものです^^
追記:ドラゴンタッチのタブレットでTELLO飛ばせたのを思い出して、一通りやってみましたっ☆
プロペラがなくなりましたっ☆
…Androidスマホ、安いし買っておくかなぁ…いや!?
まて!迂闊にただ安いやつを買うと対応してなかったりするんじゃ!?w
この記事を見て早速インストールしてみました!
室内でのテストだけですが、
RTHはちゃんと機能しましたよ(^_^)
勝手に帰ってくるのが新鮮で面白いですw
すごいですよね!オプティカルフローとデジタルコンパスでドローンとホームポイントの位置関係を計算記録しつづけているんでしょうね。
ちょっと残念なのは、その他の機能も同様に距離と方位で物事をこなしているようで、これにビジュアルトラッキングが並行処理されたら、無敵になりそうなのですが。
今後のOF付きドローンのスタンダード機能になってほしいところです。