もうMavic Airにしか見えない!? Eachine E511s サクッとレビュー

もうMavic Airにしか見えない!? Eachine E511s サクッとレビュー

2018年12月30日 3 投稿者: jizomae

コントローラーでハズレを引くとは…。

Eachine E511S GPS Dynamic Follow WIFI FPV With 1080P Camera 16mins Flight Time RC Drone Quadcopter – 5G WiFi 1080P Three Batteries

本物を触った事はないのですがw

あ、本物って言っちゃいけないのかな?Eachine E511sはE511sです。E511はカメラチルトが手動でしたが、E511sは遠隔操作が可能となっています。ここが「強み」。
昨今の同価格帯の中でも、これほどコンパクトでカメラの遠隔チルトが可能なモデルはそうは無いかも(懸命に調べたワケじゃない)。

7.4V大容量バッテリー+1020モーター

2Sパワーと1020モーターによる、ブラシモーターとは思えぬ力強い飛びが魅力です。1200mAhと大容量なバッテリーを搭載し、14分〜16分の飛行を可能にしました。

選べるカメラ性能

Wi-Fiカメラの性能によって3種類のラインナップがあります。

  • 720p Wi-Fi FPV
  • 1080p 2.4G Wi-Fi FPV
  • 1080p 5G Wi-Fi FPV

注意:日本国内では飛行体からの5G発信はガチ違法だそうなので、お気をつけください(それ以前に諸問題は残されたままですが)。

SDカードスロットで高品質録画

さて本体をみてみますと、底面にSDカードスロットが。映像はSDカードに記録されます。これはありがたい。

1080p 25fpsはトイドローンとしてはまずまず…?

なお、SDカードに保存される映像データは、1080pバージョンですと1920x1080p 25fps。720pですと1280x720p 25fps(らしいです)とのこと。1080pは2.4G、5Gとも同じ品質だそうです。
Wi-Fi FPV伝送による映像もアプリ側に保存されます。アプリからの写真へのアクセスを許可しておきますと、そのまま写真.appにも保存されます。
保存されるのは動画1280x720p 20fps。静止画は1920x1080pでした。

スマホに保存されたjpeg映像。SDカードに保存されたものと容量も同じ377KBでしたので、まったく同じ品質のものと思われます。

専用バッテリーはバランスプラグから充電するタイプ。汎用バランスチャージャーでも充電は可能?

フル充電に2〜3時間掛かるので、沢山飛ばしたい方は予備バッテリー付きのセットを頑張って買う事をお勧めします。

ジンバルがあるかないかの違いですかねー。

フロントの「目」はLEDライト。結構明るく光るので、多少離れていても機体の前後は見分けつくかも!?
テールは赤く光りますが、その光はさほど強くはなかったです。

GPSを活用した自動操縦技術

ウェイポイント

アプリからMapを呼び出し、「ポイント」を指定する事でウェイポイントを巡る自動操縦も可能です。デフォルトで高さは定められますが、変更も可能。

フォローミー

スマホのGPSとの差異によるフォローミー機能あり。

サラウンド

POI。ポイントオブインタレスト。ノーズインサークルとも言います。

もちろんおもちゃですので、障害物自動回避がありません。自動航行を行う際は障害物への配慮を怠らぬように。
昨今のトイドローンの中には画像解析よるオートアクションが備わったものもありますが、E511sは残念ながらGPSありきな機能のみ。きくところによると、画像解析はアプリ側のみでも実現可能なものが多数だそうなので、今後のアップデートで頑張って欲しいとついつい願ってしまいます。

今回のレビューで食らった3つのトラブル

コントローラーが起動せず

多分私がハズレを引いてしまったんだと思います。コントローラーが起動しませんでしたw
バッテリーの向きや設置は確認しているので、あとは分解してスイッチの断線やバッテリーの断線であれば、自力で直せそうですが。
プロトコルがわかっていたら、Taranis X lite +iRangeXでバインドしちゃうのになぁ…。
一応deviationフォーラムを検索してみましたが、情報は一切ありませんでした。なんかもうトイドローンのプロトコル解析って、あまり世界的にも行われていない気がします。

モードが反対アプリのバグ

しょうがないのでスマホでの操縦という事になりましたが、コントロールモードがデフォルトでMode1となっていましたのを、「いやいや私はMode2だから」と変更して実際飛ばしてみると、右スロットル(Mode1な状態)。
Mode1=左スロットル(Mode2)
Mode2=右スロットル(Mode1)
というややこしいバグを食らってしまいましたw

保存されたムービーそれぞれの時間のずれ

レビューの際に保存するムービーは4つ。改めてレビューって手間食うなって思いますw

  • スマホのスクリーンキャプチャー
  • SDカードに保存されるムービー
  • スマホアプリに保存されるムービー
  • 帽子カメラ(RunCam2)

なんとそれぞれのムービーの再生される速度が異なりまくりでした。
帽子カメラとスマホのスクリーンキャプチャーには誤差はなかったのですが、SDカードの動画(mp4)、スマホに保存された動画(mp4)は再生速度に大きなズレが。SDカードは25fps、スマホは20fpsなのです。
憶測ですが、

SDカードの記録映像は20fpsで撮影されたものを25fpsにして記録しているのではないか。

という疑いがw
そう考えると同時に再生して、本来ならコマ飛びなどでスマホ保存された動画の方が時間が短くなるはずが、逆にSDカードの方が短くなってるという不思議現象に納得がいきます。ま、何れにしても動画編集ソフトで調整かければ良いだけの事ですけど。

映像品質に大差はなさそうですが、それでも1080pはクッキリですね。

Mavic Airの10分の1の値段だと思えば、「すごい!」と思えます。
14分も飛びますし、GPS機なので操縦技術がさほど無くてもそつなく飛ばせる事でしょう。映像も1080pですから結構綺麗。昨今のジンバル搭載トイ(もうトイとは言えない?)ドローンの値段を思えば、一種1万円代は分岐点なのでしょう。やはりジンバル付きとなれば5万円くらい考えないとw

天気の良い日にレビューしたかった!

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