Makerfire Armor WASP 登場!
2019年4月2日「中華フープをとりあえず始めたい」人のためのお値打ちセット登場です!
Makerfire Armor WASP RTF with Goggles
昨今全国で繰り広げられるWhoop関係イベント。令和はWhoopと共に伸びていく。そんな予感すらもありますw
で、「TinyWhoopが始めたくて」「中華フープに興味があって」という言葉は、もう毎日のようにどこかで目にするのですが、私はここで返答に悩みます。
最初から10万円くらいかけてFatshark+BETA85XHD+etcが良いのか(この考えは大抵空撮畑からの転身で、自身がそのお高い機体をわずか数秒でクラッシュすることを想像していない人?)、かつての記事、「1万円から始める中華フープ」のようにとにかくチープ路線でいくのか、それともコントローラーだけ高いのを買ってシミュレーターやりまくって腕をあげていくか。
でも、とりあえずどんなものかを知りたい。でも予算は無い。
そんな人はまだまだいますでしょうし、その考えも「絶対間違い」とは言えないです。
羽咋ドローンズのメンバーも、ほとんどがそんなスタンスから始めて、今も楽しく過ごしています。もちろんコントローラーがT8SGV2Pにアップグレードされたり、ゴーグルも海女さんから2眼へとシフトしたりしていますが^^
実は「中華フープの素」が市場から消えゆくなか、1万円程度でフルセット揃えるのは厳しくなっていたんです。ですのでこの度、MakerfireがArmor WASPを発売開始したことは、これからの人にとっては選択肢が増えたことになるので実にありがたいわけですよ!
それでは構成品をみてみましょうか。まずは本体っすね^^
Makerfire Armor 80 Lite RTF RC Drone with Altitude Hold 8020 Brushed Motors
80mmフレームで8020モーター採用。
初心者に優しい高度維持モデルです。
高度維持付きなので初心者が最初に躓くホバリングは楽勝。あとは付属ゴーグルでマリオカートをプレイするように前後左右(どっちかっていうと、前進しながら旋回でまわる)していれば、FPVのなんたるやを体験できるかと思います。
モーターパワーもあるので屋外でも頑張れるかと。もちろん何かあっては手遅れですからね。私は広い屋内もしくは屋外でも極力無風状態での使用をお勧めします。
付属バッテリーは3.7V 600mAhリポバッテリー。飛行時間は7分(カタログ値)です。
Makerfire VR007 Pro Mini FPV Goggles Support AV signal output (Connect external DVR)
アンテナ2本で受信性に期待できる仕様。ナニゲにアナログビデオアウトプットもサポートされていますから、映像を記録するための追加投資もアリかも。ただ、私の主観では、DVRとか他ソースへの吐き出しはゴーグルに「負担」がかかるため、遅延という一番いやーな現象を引き起こすやもしれません。
FPV映像の記録は、別途レシーバーモジュールなりを使ってPCで録画ってのが、このクラスのゴーグル使用者には良いかもしれませんね。
40chオートサーチ機能付き。
内蔵モニタが480×320の3インチなのが、果たしてよしと出来るか、不鮮明と思われるか。なにせ安いですからね><
これらがフルパッケージとなったので、購入しやすくなったワケです^^
「ホバリングに自信は無いけどやってみたい」
「体験してみたい」
という方、とりあえずコレいってみて、「あーなるほどね」が感じ取れたら次なるステップってのは、大いにありだと思います。
ステップアップを考えてみる
例えば、WASPが上手くなったとして、次にどうしたくなるか、どうしたら良いのかを考えてみますと
高度維持に頼らないホバリングを目指す
でしょうか。
これ、機体をArmor65 Lite RTFに乗り換えても良いわけですけど(ゴーグルは生きる?)、フライトコントローラーだけ交換し、プロポを新たに購入するというのも一興に思います。
Makerfire Tiny Lite FC Flight Controller NFE_Silverware for Armor 65 Lite
フライトコントローラーが$9.99。プロポも新たに用意しなければなりませんが、「シミュレーター推奨派」な私のブログ読者であれば、この時は既になんらかのプロポはもってるのではないでしょうかw
こちらはBayangプロトコルですからね。
T8SGV2Plusは大丈夫ですが、Taranis X Liteとかでしたら別途IRX4 Liteなど外部モジュールが必要になりますから注意してくださいね。
BETA Flightを学ぶ
現行FPVドローンの設定のほとんどはBETA Flightにて行われていると言っても良いんじゃないでしょうか。
巷にはドローンの検定やスクールがあるようですが、圧倒的シェアを誇るBETA Flightについて講義されていないところが多数あるそうなので、一体何を教えているのかかなり不思議です。
ひょっとしたら、ネットを巡れば既に日本語化されたマニュアルや、沢山の指南ブログ記事もあったり、mixi:ドローン友の会でも気軽に質問ができたりするカタチが出来上がっていますから、今更大枚叩いてスクールで教えてもらうのは、変なのかも知れません。
別ベクトルから言いますと、巷に溢れるドローンスクールにてドローンの資格(?)が欲しい個人の方(企業は会社が払ってくれるんだから甘んじて良いでしょうし、それは仕事ですんでね)は、そのスクールがちゃんとBETA Flightについてもカリキュラムに入っているのかを確認した方が、ホビー、特にWhoop系、FPV系については、大事となってきます。
おっとそれました!BETAFlightを採用したFCはさらなるお手軽なセッティングが楽しめます。のちにブラシレスWhoopへと移行する際に必ず必要となる知識ですので、その手始めにBETA Flight対応FC(ブラシ?)へと載せ替えというのも一興だと思います。
Makerfire A06 F3 FC Flight Controller with Native Frsky D8 Receiver Betaflight OSD
たとえばこういうのですね。多分WASPについても載せ替えてつなぎ直すだけでOKなはず。
あ、USBでPCに繋いで設定はもちろん必要ですからねっ!
と、ステップアップもできそうなのが、WASPの魅力の一つなわけです。
もちろん飛ばしているうちにフレームが折れたり、モーターが焼けたりもするでしょう。それがいうなれば分岐点で、次に新しいのを買うか、パーツで直すかを考えれば良いでしょう。
まずは操縦になれることです。そしてそれが長く続けられます様、楽しめたら良いと思っている私です^^