Jumper T16 Macでカスタマイズ
2019年6月17日アップデートが無事できた私のJumper T16。メインの送信機とすべく、今回はカスタマイズを少々。
多分この記事は「その1」になるでしょう。つまりペラいwww
Jumper T16 Open Source Multi-protocol Radio Transmitter JumperTX
日本語マニュアルのおかげでホント色々やり易くなりました!
OPENTX Companionのインストール
日本語マニュアルでも登場するOPENTX Companion。しかし「2.2.送信機ファームウェアのバックアップ」では、手順やスクリーンキャプチャーが掲載されているものの、OPEN-TXの入手先の記載が無いっぽいというか、以後も具体的なOPENTX Companionの使用方法には触れていません。
「2.4.Companionを使用しファームウェアをアップデート」、「2.5.Companionイントロダクション」はサポートされていませんって記載されているようです。
つまり現状では
OPENTX Companionを使用してファームウェアのバックアップは可能だが、アップデートや同ソフトウェアの使用方法についてはサポートしていない。
という状況ですね。パチモンの悲しいところ。「Jumper-TX Companion」が開発されているのかは不明です。
- リスクを承知でOPEN-TX Companionを使う
- ファームウェアアップデートはSDカード経由
この2つは「ハイハイ自己責任」という事をご了承くださいね。OPEN-TX Companion 日本語マニュアルが発売される事を願いつつ。私?責任負いませんよばかばかしいw
まずはOPENTX本家サイトへ。
うっ…英語…。
…上のDownloadタブをクリックします。
この記事執筆時点での最新は「OpenTX 2.2.3」。クリックします。
ずびびーっと下へスクロールすると…
ありましたね!「OpenTX Companion 2.2.3 – Mac OS X Disk Image」が!クリックすればダウンロード始まります。
落としたファイルはディスクイメージファイルでした。
ダブルクリックしてイメージを展開しましょう。
「OpenTX Companion 2.2」をApplicationsフォルダーにドラッグドロップすればインストール完了。
OpenTX Companion 2.2の起動
アプリケーションフォルダ内にインストールされた同アプリをダブルクリックすれば起動します。もしも「これは不明なサイトからダウンロードされたアプリなので起動したくない」みたいなメッセージが出るようであれば、システム環境設定→セキュリティーとプライバシーでOpenTXが起動する事を許してあげてください。ごめん私はとっくの昔にインストールし使用しているアプリなので、詳細再現出来ないんですw
起動するとこの画面。これも「デフォルトではない」はずなので、違ってたらごめんなさい。
最後につかったのがTaranis X Liteだから、そうなってますわな。
メインウィンドウ上のアイコン群の中に「Radio Profiles」がある(真ん中あたりのヤツ)ので、クリックしてプルダウンメニューの中から「Add Radio Profile」を選択。
とりあえず「T16」とでも名付けておきました。Saveするとダイアログウィンドウが出ます。
「Radio(送信機を指す)がみつからないよ!」だそうです。OK押しとこ。
T16をMacに接続
ダイアログと同じ動作(T4とT1のトリムボタンを内側へ入れながらPOWERを押してファームウェアアップデートモードで起動します。
この画面が出るので、USBケーブルを使ってT16とMacをつなぎます。
私のMacはUSB-Cポートしか無いので、USB to USB-C変換コネクタ(ダイソーで2個100円)を使用しています。
T16の画面はこうなります。
Default Stick ModeとかDefault Cannel Orderとか、人によっては違ってくるかもですが、引き継いだものそのままで行ってみます。
ここでRadio Typeを選択するワケですが、正式にOpenTXがサポートしていないJumper T16。選択候補には無いです。
苦し紛れの「Frsky Horus X10/X10S」をチョイス。
どうやらこれで良かったようですw
Taranis X Liteのモデルデータを移植
今までメインで使っていた、Taranis X Liteの中身を、そのままT16に流し込む作戦でいきます。左右にスティックがある事はX LiteもT16も同じですが、違いはスイッチの数。何か不都合も出るかもしれませんが。
メインウィンドウではT16(Hours X10)なところに、X-Liteの「Models and Settings」を流し込むには、メインウィンドウ左側に縦に並んでいるアイコンの一番上、「Write Models and Settings to Radio」をクリックします。
すると次のダイアログ。
さっき選んだ送信機機種(Horus X10/X10S)はdocment2.otxファイル(Taranis X-Lite)と互換性が無く、コンバートが必要です。
変換して続けるかい?
なんとありがたい機能!これでX-Liteで作ったモデルデータがHorus X10でも使えるという事がわかりました!
で、T16で使えるのかは、この時点ではまだ不明w
USB接続を解除。いきなりケーブルを抜くのではなく、Macのファインダーで外部ストレージを吐き出してからケーブルを抜いてくださいね。
たまたまなのかも知れませんが、スティックの塩梅が変わってしまっていました。
このままでは絶対まともに飛んでくれないと思いますので、キャリブレーションを行う事にします。
キャリブレーション終わり。
LS、RS、S1、S2のキャリブレーションを忘れていたので、このあともう一回やってる私。
大丈夫になったかモニターみてみましょう。
Ch02が1%なのは許容範囲かなーw
スイッチも移植されて全く反応していないのではなく、ちゃんと機能していました^^
モデルデータもバッチリ移動。
しかしBATAXってなんだよwww 今頃スペルミスに気づいてどうするんだよwww
最近はBetaXをはじめ、Frsky-D16(XM+とかね)を使ってるドローン全部コレで済ませてたんですが、今回を機にちょっと編成変えようかと。
まずこれらが全部埋まってしまうほどドローン蓄え込んでしまう事は無いと願いつつ。
バインド作業が面倒だったので、テストはBayangなBETAX65Liteで。
無事にバインドし、普通に飛んでくれました。「SA」によるローレート、ハイレートの切り替えも確認。
モデルアイコンはおろか、ディスプレイ背景も未設定なので、なんともそっけない画面です。
というわけで、Jumper T16はTaranis Horus X10/X10Sのクローンと考える事が出来ました。公式にクローンだよとうたってるわけではありませんし、今後OpenTX CompanionとT16の組み合わせを運用していく中で不具合が生じる可能性もありますが、その時はまた報告させていだければなと思います。
次回があるとすれば、やっぱり画面の見栄えをよりよくするためにアイコンデータの事や、スプラッシュスクリーンの事をやりたいですね。