Makerfireがブラシモーターフレームを新開発
2019年9月7日「えっ!? このタイミングで!?」
と思われた方も多いかと思いますが、私的にはちょっぴりタイムリーw
2PCS Makerfire Micro Whoop Frames Wheelbase 65mm with Whoop Canopies for 716 Motors
2個入り。色は白と青ですかねー。
巷はToothpickやCineWhoopが物凄いペースでリリースラッシュ。しかし、ここ能登は時期に冬が来て全く外では飛ばせなくなるんですよ。
(といいつつ、ここんところ30度オーバーな猛暑が続いているんですが><)
屋内ですと、65ミリは65ミリでも、ブラシレスなんてのも多種多彩にありますし、それはそれで一興ですが、私はここで強く言いたいのは、
バインドとかBetaflightとかESC焼けたとかで頭抱え込んでる暇があったら、とっとと中華フープ飛ばして腕の一つでも磨きやがれ!
とw
(はいはいまた好戦的な言い方ですけど)
その話はまたあとですることにして軽く商品説明。
キャノピーとフレームのセットです。ホイルベース65mm、716ブラシモーター用。
キャノピーの重さはたった0.96g。
ちょっと意外なのは、Armor65などにある、バキュームフォームによるものでは無いんですね。
マッチするカメラが一体何なのか、そこもまだわかんないですけど。AIOカメラ普通に入るのかしら。
このキャノピーの形、LDARCでしたっけ?似てますが、あのVTxって何やらクセがあったような。
フレームの重さは3.72g。
BETAFPVの65ミリブラシフレームもバージョン4になって、3.7gだったような。BETAFPVは今色は白のみだったと思います。
実は私は最近になってやっとブラシなWhoopの全体重さを少し気にするようになってきた感じ。重すぎて全く飛ばないというのはもちろん論外ですが、重いなら重いなりに、軽いなら軽いなりの飛ばし方を楽しむのも一興と思っています。
レースに出るぞとなれば、少しでも自分の操縦スキルに有利に働くものをチョイスするんでしょうけど、普段ってただ飛ばして楽しんでるだけですもん。
で、Makerfireオリジナルフレームは、75mm版も登場してます!
2PCS Makerfire Whoop Frames Wheelbase 75mm with Micro Whoop Canopies for 8020 Motors
75ミリブラシって、前は結構つかってましたっけ私。
こちらのフレームはちょっと留意しておいてほしいところが、
モーターサイズ0820なんです
私が結構気に入ってた75mmブラシのフレームはEachine M80スペアパーツ。これは8520(?厳密にいうと、08520とか言うことになるの?)なんですよ。
無理すれば手持ちのφ85モーターも入るんでしょうけど、ここは0820モーターも入手してって感じでしょうね。
ここまでくると、フツーのお家だとあまり飛ばせなくなってきますので、お外でAcroの練習とかにオススメですよ!
羽咋ドローンズは青少年交流の家講堂とか、宝達志水総合体育館とか、75mmでも楽しく飛ばせるステージがありますんで、75mmも結構活躍できるんです。
フレームの重さはジャスト6g。
75mmの方は、バッテリー何がフィットするんでしょうね。1S 450mAhですかねー。
どちらもWhoopケースにもなるプラスチックケース入り
2個で$10.99って微妙と感じる方もいます?
キャノピーが付いているというのもあるでしょうけど、どちらのセットも組んだWhoopを保管できるケースまで付いているんです!
フレームが運送時に破損しないようにという考えもあるんでしょう。これはかなりありがたい気遣いだと思います。半透明で中身もシースルー。
どうやらMakerfireは日本のドローン事情にマッチさせるべく、軌道修正が入ってきたっぽい
平素も「Makerfireグループ購入」で、アフターサポートやおすすめ紹介、情報提供を積極的に行ってくれているMakerfire。
私も購入後にプロペラ違ってたり、頼んだものがヌケてたりなんてのはありますけど、全部必ずアフターフォローいただいています。
最近になって、この事がとてつもなく大きい事に気付かされました。
クーポンで勘弁してが無い(あ、私はとてつもなく高価なものを買ってないから!?w)。
Facebookやってらっしゃる方は迷わずMakefireグループ購入、入っておくべきです。海外通販初心者の方や、Whoop初心者(ああ、DJIベテランさんも!)手始めにMakerfireは良いかも。
不具合は質問にもかなり親身にサポートいただけます。もちろん、即答ではなくて、メーカーに確認すべき事だったりすると、時間がかかる場合もあるでしょうけど。
さて、記事のアタマに述べた事をフォロー解説します。
最近ホント心を痛めている案件が、DJIドローンや、HolyStoneドローンからいきなりCineWhoop、いきなりBETA65X、85X勢。
で、つまずくパターンが凄まじいようで。
- バインドの仕方がわからない
- プロポがわからない
- Betaflightがわからない
- ARM/DISARMがわからない
- ACROがわからない
- ホバリングできない
- なんだかわからない(わからない事がわからない?)
そりゃそうでしょう。自立飛行でもRTFでも無いものを、こっち畑の方々は飛ばしているんです。
業界はATTIモードを「プロドローンパイロットスキル」と評価する傾向にあるみたいですが、そんなの、申し訳ないですけど、「あ ほ か」です。
ほんと、上から目線にもとられるかもしれませんけど、いい加減自分が下手で無知である事をまず自覚しましょうよ。
で、独学でTinyWhoopなりCineWhoopなりってほんと大変です。最近では通信教育を目論んで、高額な訓練マニュアルとあわせて発売しているところも出ているようですが、読んだだけでうまくなるなんて、ジャッキーチェン映画かよと。
Betaflightに自信が無いなら中華フープから始めたら良いのよ
もう過去記事の山に埋もれてしまっていますが、中華フープってとにかく安いんです。安くつくりあげられるんです。
人によっては中華フープの素にJJRC H36、Eachine E010、あとAmazonで売ってるLUXON D005と、技適付きマルチプロトコルプロポのJumper T16、T12、T8SGV2Pというエントリーをおすすめしてるみたいですが、私は違いますからね!ドローンの方が!
Bayangプロトコルが肝心
先に挙げたお安いドローン、今とってもバインドが不安定です。ものによってはすんなりバインドしたり、アップデートでできなくなったり、温度関係でできなくなるという説もあったり。
そんな事に頭悩ませるのは、ベテランさんやこよなく6mmモーターを愛する方々にお任せすればいいんですよ。
Bayangプロトコルな中華フープの素はとりあえず安心。付属するプロポは技適マークが付いていないので、電波ケーサツの餌食になりますから、捨てるなりパーツどりに使うなりで。
Bayangプロトコルな中華フープ(素も含む)は、過去にも紹介していますが、
- Makerfire Armor65 Lite
- Eachine E011
- JJRC H67
- Boldclash BWhoop B03 Pro
- BETAFPV BETA65S Lite
探せばまだまだ出てきます。そしてどれも安い。安いからといって侮る必要なしです。ちゃんと飛びます。ただ、OSDなどの機能が無いとかですかね。
ベースがかつてのトイドローン(高度維持だのGPSだのオプティカルフローだの、自立飛行系を目指している以前のトイドローン)なので、レーシングドローンのようなスピードを追求するものではありませんが、衝撃などに対しての復帰性能は実はかなり良かったりします。まさに初心者向け。あ、この初心者はドローンの初心者じゃなく、中華フープ初心者という意味です。
具体的な流れとしては
1.安物中華フープの素と技適マルチプロポを買う
高度維持なしで飛ばす練習。包括とってる人なら、ホバリングだけできるようになれば、8の字とか対面とか余裕っすよね?あれ?違うんですか?
出来ないならできるようにちゃんと練習してくださいね。あと、包括申請とりさげてくださいね。嘘はいけませんよ嘘はw
またプロポはPCに繋ぐ事で、あるいはAndroidに繋ぐ事でシミュレーターがプレイできます。
で、プロポだけはごめんなさい、しっかり使い方を学んでください。本当は「最初は付属プロポでもいいんじゃ無いの?」とも思ってるんですが、ほら、違法だから。
もともとRTFだったものを横槍的にマルチプロポで操縦するってだけのもんですから、BetaflightだのBLheliだのまったく必要ないです。でも、TinyWhoopと同じ飛び、いや、ある意味それ以上の飛びをするんですよ中華フープってやつは!w
飛ばせない日は必ずシミュレーターで練習です。
1日サボるとカンを取り戻すのに1週間かかる。ってそれ楽器。
2.情報収集・お勉強
最近ではBetaflightの設定セミナーとかもあるみたいで。ブラシレスWhoopやCineWhoopなど、Betaflightでの設定や、バインド作業が絶対に必要なドローンの情報は、ネットにごろごろ転がっています。
特に「飛ばしやすい!」「名機」と評されるEachine US65や、Eachine Cinecan、BETA85X 4Kなんてのは、メジャーどころなのでごろごろあるんじゃないですか?調べてないですけど。
頭ばかりでかくなってもアレですんで、飛ばす練習もお忘れなく。
私は反対派なので書きませんが、このジャンルに存在する法的なところも、この時に散々教えられる事でしょう。
中華フープの素も、飛ばしまくってなんどもメンテしている事でしょう。あえて半田付けに挑戦してみるのも一興です。
DJIみたいに壊れたら修理に出すってのは、すごくありがたいですけど、それってドローンパイロットに求められるらしい、機械知識いらないハナシですよね?
中華フープは自分で直す。直せない事(直すのが不経済な案件も含む)と直せる事があるのでその見極めを学ぶ。
3.FPVに挑戦
ドローンの電気的なところも理解した頃、高度維持なしでのホバリングもフツーにできるようになってるはずです。
ゴーグルを買い、AIOカメラを買い、取り付けちゃいましょうよ。OSDもスマートオーディオも無い中華フープですから、単にプラスとマイナスを半田付けして、あとは手動でチャンネルを合わせるだけ。
この頃には散々勉強もしたでしょうし、知識も身についたでしょうし、技量も。
ゴーグルに慣れないうちは画面酔いもしますから、酔い止め飲むのも有効らしいです。私は酔いませんでした。
とにかくキメたコース、作ったコースを飛ばしまくる。私は4日目でノーミス達成でした。兎に角続ける事、集中する事が大事だと思います。
4.CineWhoopなり、Toothpickなり、5インチなりお好きに!
もーここまで来たら、何やったっていいんじゃないですか?w
わからない事を調べる・聞く技量(?)も身についたでしょうし、自分なりの道を切り開いていくのも素敵だと思います。
「けっ。じぞまえおせー。」とか言えるようになってると思いますしw
気晴らしにDJI飛ばしたり、HolyStoneの高度維持付きとかに手を伸ばすのもありでしょうw
え?面白く無い?
まあまあそう言わずにw
大抵の人は1.で挫折している
これね、本人の意志の弱さですよ。そりゃあそうですよ。次々に飛び込んでくる魅力的な新製品。ベテランさんが「面白い!飛ばしやすい!」と評価しまくり。
鮮やかでかっちょいいフライト動画。
でもですね。あなたはまだその領域では無いんです。
1日でも早くその状況から飛び出せるよう、日々ホバリングと飛行訓練とシミュレーションを繰り返しましょう。めざせノーミス。この業界、事故ったら逮捕がデフォルトみたいですから。
中華フープはパーツも比較的安いですし、結構いじくれますし、構成のバリエーションを楽しめます。
フレームはMakerfire、FCはBETAFPV、モーターは…なんて感じでメーカーばらばらで組み上げる事も出来ますし、パワー重視とか、軽さ重視とか、アプローチも色々。そういうのを追求していくのも楽しさの一つです。
Bayangものに限って言えば、さらにSilverwareという沼も待ち構えています。それ使ってAcro化してフリースタイル道に踏み出す事も出来ます。
(まーその頃には最初からAcroが可能なタイプをチョイスしたり、Toothpickに走る方が経済的にも思えますがw)
と、Makerfireの新製品紹介のはずが、だらだらと腹の立つような事を書き綴ってしまいましたが、Makerfire今後も1Sインドア カテゴリー製品を開発・投入する計画だそうです。
カメラやモーターなんかも、取り扱い増えると「オールMakerfire」なWhoopも実現しそうです。
今後もMakerfireから目が離せませんね!