Jumper T16 着弾!
2019年6月15日これは今後の日本で使用するプロポのスタンダードになるんじゃないですか?
Jumper T16 Open Source Multi-protocol Radio Transmitter JumperTX
Jumper-TXをOSに採用したマルチプロトコル送信機
Taranis送信機に採用されているOPEN-TXをJumper製品へとカスタマイズしたJumper-TXを採用。色々非難もあるようですが、OPEN-TX自体がまあいうなればTaranisのお膝元で「いちおう」オープンソースというカタチですので、使う側としてはさほど気にする事でもないかなーってw
電波認証済み外部マルチモジュールJP4IN1搭載
Jumper T16は内部モジュールがありません。その代わり、背面に外部モジュールJP4IN1が搭載されています。これにより、Frsky_D8、D16はもちろんのこと、Bayang、SFHSS、Flysky、その他色々なプロトコルを指定でき、大抵のドローンはバインド可能です。
Jumper T16は海外購入でありながらも日本国内で技適警察に突っ込まれる事なく堂々と使える高機能プロポです。かつては海外生産のプロポってば、日本のショップが大枚叩いて技適を取得し、独占販売を行うというのが、主流というか、常識だったワケですが、製造元であるJumper自らが日本市場も重視して技適を取得しているのでより安く買いたい泥沼真っ只中な私たちにはマジアリガテェ!な流れだと言えます。
競合製品!?
Jumper T16のウリは何と言っても「巨大液晶画面」だと思います。スティックの塩梅だとか、スイッチの塩梅だとか、好みは分かれるでしょうけど、私が手にした感触としては「ぜんぜんアリ!」。
で、巨大液晶を搭載した他ブランドを紹介しておこうかと。
FUTABA 16SJ
おっきいカラー液晶搭載と言う意味でのチョイスですからね!
14SGからの移行を狙って投入されたモデルだそうで、移行システムもあるそうな。知らんw
だって私T10Jしか持ってないですから><
参考価格は9万円!
もちろん技適あり!
もちろんFUTABAのプロトコルのみ!
Flysky 2.4GHz デジタルプロポーショナルラジオコントロールシステム Nirvana NV14 テレメトリー 14ch Tx/Rxセット(モード2) 82154
個性的な形状と、OPEN-TX対応なFlysky人気モデル。京商様のおかげで技適マーク付きとなり、こちらも国内で堂々と使える様になりました^^
参考価格は4万円!
外部モジュール別途!
本体だけならFlyskyプロトコル!
ね。大型液晶を搭載しているフルサイズプロポって、結構なお値段なんですよ!w
そんな中登場したJumper T16がいかに価格破壊なのかお分かりいただけたかと。
えっと、$149.99ですね。
参考価格は1万7千円!
質感は全然チープじゃない!
正直、前に使ってたJumper T8SG V2+は、色も黄色いし、チープ感満載なのが引っかかってましたw
T16は違います!持った時のずっしり感もそうですが、スティックの塩梅もスイッチの塩梅もぜんぜんチープ感ないと思います。
強いて言えば、梱包されている発泡スチロールケースの蓋がまぬけw
バッテリーは別途
T8SGと比較するもんじゃないかとも思いますが、今回もバッテリーケースが付属するもバッテリーは別途必要です。
サイズは18550って買いてある!? 18650じゃないの?
まあ普通の単三乾電池じゃないのでご注意を。
で、バッテリーはどっかで買ってこなきゃならないのですが、とりあえず動かしたい私は例によって2Sバッテリー使っておこうかとw
電源は2Sのバランスプラグですから。
容量小さいから果たして何時間使えるのか。なあに、2S 300mAhとか450mAhとか、いくらでもあるw
18550だか18650だかがハッキリしたら、家電量販店で買うもよし、羊風堂さんで作ってもらうというのもアリですかねー(まだ販売は無いみたい)。
ストラップもついてるよー!
大きくて重ためなプロポですから、やっぱりストラップは欲しいところ?
私はすぐ座り込んであぐらに乗せたりして使うから、絶対必要かといわれると即答できないんですけどねw
あとは予備なのか、モード変えたり中立軸化するために必要なのか、スプリングやプラスチック製の部品が付属。
SDカードが出し入れしづらい!?
バッテリーボックスの2Sバランスソケットの横にSDカードスロットがあります。これが端っこ過ぎて、つまみ出すのに苦労しますw
SDカードは付属していました。とりあえずこのまま使おう。
起動画面は微妙なデザイン(カスタマイズ可能)
POWERボタン長押しで起動。デフォルトですと例によって喋りますw
これ、カスタマイズ可能でして、公式でもスプラッシュスクリーンを配布しています。
https://www.jumper.xyz/jumpertx-t16
画像サイズは480 x 272ピクセル。pngでOK!?
画像サイズを間違えるとフリーズしてしまうらしいので注意です。
なにせフルカラー液晶。以前のdebiationやX-Lite(OPEN-TX)の様に、白黒化する必要もないです。お好きなアイドルのプロマイドにするもよし、なんか渋いデザインのものにするもよしです。
モデルデータに使用するモデルアイコンもカスタマイズ、追加する事が可能です。こちらももちろんフルカラー!
イメージサイズは192 x 114ピクセル。JPEGでもPNGでも良いみたいです。
アップデートはSDカードでも可能(Jumperサイトはこっち推奨!?)
OPEN-TXでしたら、PC用アプリがOPEN-TXサイトで配布されており、USBでPCと接続し、GUIインターフェイスを使って設定したりモデルデータ作ったりできます。
一応Jumper -TXでも繋げられるとの事なのですが、なにせ非難もあったりしているJumper-TX。本家サイトでは「SDカード経由によるファームウェアアップデート」を指南しています。
Downloadsタブをクリック。
Jumper T16をクリック。
私が手にしたT16のファームウェアは2.2.3でも2019−04−09。
この記事執筆時点での最新ファームは5月23日にアップデートされているので、最新にしておくが吉でしょうね。
手順についてはPainless360氏が英語で教えてくれています。
…あとでやっておきますw
私も英語が苦手でしてねw
Jumper T16日本語マニュアル公開!
ほんと、まっくさんありがとうございます!
英語マニュアルは本家サイトから無料でダウンロードできるわけですが、この度日本語マニュアルが公開されました!
これで「使い方」については解決ですね^^
次に欲しいのは設定マニュアル。
例えば、
「BayangなB03 ProやArmor65 Liteとバインドしたい」
「『エキスポ入れろ』って言われたけどどうやったらいいの?」
「mixerってどうやるの?」
っていうのが解説されている文献がみあたりません。
や、英語ならあるのかもしれないんですけどw
私もOPEN-TXではTaranis X-Liteを使っていますが、正直ややこしい事が嫌いなので、Frsky-D8とFrsky-D16、Bayangのプロトコルなモデルデータを用意して、それで全部済ませちゃってるので、いまいち理解していないというか、「まあ飛ぶんだし良いわ」な状況なんですw
冒頭にも言いましたが、T8SGの製造が終わった今、コスパ最強なT16が泥沼のスタンダードになると予測されます。
こうして日本語マニュアルも公開されましたし、国内ショップでも在庫抱えての販売展開も始まっているようですから、購入を急ぐ方にもありがたい状況になってきていると思います。
日本人は手が小さいからフルサイズプロポが手に合わないって方もおいででしょうけど、Jumper-TXのカスタマイズ性、製品の重厚感、そしてお値段を総合的に考えてもT16はオススメ出来るプロポです!