BETA65S Liteをおもちゃコントローラーで飛ばす

BETA65S Liteをおもちゃコントローラーで飛ばす

2020年4月23日 0 投稿者: jizomae

Twitterでこまってらっしゃる方が居たので、忘備録いたします。

Beta65S Lite Micro Whoop Quadcopter

$39.99という価格でありながら、OSDまで付いちゃってるコスパ最強65mmブラシクアッド。新発売のLiteRadio2 TX(Bayang)であれば、なんの設定も要らずRTF(Ready to Fly)が実現します。
あ、といってもSmartaudioによるVTxチャンネルは変更しなきゃだめか。

おもちゃコントローラーでも飛ばしたい

で、JJRC H98用プロポ(技適付き)や、LiteRadio 1、Makerfire Armor65 Lite用TX、Jumper T8SG(deviation)などでも運用したい人って、少なく無い(少ない?)ですよね。

はい、poyoさんのツイートに動画があがっております。こういうの本当にありがたいです!

  1. 本体の電源を入れる
  2. Txの電源を入れる
  3. Txのスロットルレバーを上下

これで本体のLEDが消えてバインドは成功しているのですが、何をやっても飛び立ちません。
これを解決する方法を、今回メモっておこうというワケですはい。

OSDが見れなきゃ始まらない><

実はバインドが成功しているのであれば、「なんとかなる」状態なんです。BETA65S Liteは、OSDをみながら各種設定を変更可能な、とても$39.99とは思えない優秀なモデルなんです。
エントリーな方はそうだからと言って、設定のためだけにゴーグルを買うのもつらかろう、なんですが、いずれは必要なもの。これを機会に購入するのも一興です。
私は、自分が持っていないクセにSKYZONEのSKY03Oをおすすめしますけどもw

とりあえず安くあげたいならコレその1

VR01 FPV Goggles

これね、$54.99なんですが、FPVゴーグルとして押さえておきたい基本機能はちゃんと備わっているんですよ。

  • デジタルビデオレコーディング(DVR)
  • チャンネルサーチ
  • 外部出力
  • ダイバーシティ

FatSharkやSKYZONEに手が届かない人は、これで暫くしのぐというのも大いにありです。
PCを持っている人ならこういうのもおすすめ。ただしモニター派になれという意味ではなく、OSD確認とか画面収録という意味で。

Eachine ROTG01 Pro UVC OTG 5.8G 150CH Full Channel FPV Receiver W/Audio For Android Smartphone – Black

スマホに繋いで見る事も可能ですが、無難なのはPC接続。webカメラとして認識されますので、あとはQuickTimeなり、VLCなりで表示させる事が可能です。PC接続の際はmicroUSB to USBアダプターケーブル等が別途必要になります。
電源はUSBから供給されます。
より感度の良いタイプがお望みであれば、ROTG2もあります。
サードパーティ製の類似品もありますが、私それで結構ハズレ引いてますから、あまりオススメできませんw

コントローラーとゴーグルは揃った(としますw)。次にやる事はいよいよOSDによる設定変更です。

電源を入れてバインドし、FPV映像を確認する

まず、BETA65S Liteの電源を入れ、水平な場所に置きます。

続いてバインドしたいTXの電源をON。

スロットルレバーを上下してバインド。

ゴーグルを起動し、チャンネルサーチをかけましょう。VTx電波を受信できていれば、チャンネルが自動で合わせられて、映像が映し出されます。
デフォルトは5865あたり。←このままだとマズいので、あとで変更しましょうねw

起動画面ののち、通常画面にかわります。

「DISARMING」はARMしていない状態をいいまして、バインドしていないという事では無いので。ただ、バインドしているかしていないかは、BETA65S Lite本体のLEDが消灯している事(デフォルト)で確認できるだけなので、注意してくださいね。

OSDによる設定の変更

OSDメニューの呼び出しは、スティックコンビネーションによって行います。
デフォルトではARMしないとモーターが回らない「おもちゃTXじゃない」設定になってますので、スティックコンビネーションはこちら。

で、FPV画面がこのようになります。

画面左の「>」がカーソル。右スティックを上下に移動させて項目を選び、右スティックを右に振れば選択した項目へと入ります。
戻りたい場合は各項目にある「BACK」を選択(右スティックを右に振る)。

おもちゃコントローラーを使えるようにするには、CONFIG項目での変更作業が必要となります。
折角ですから一個ずつ分かる限り解説してまいります。

PID

のっけからちょっと特殊です。
右レバーを下へ振ると、KPのR→P→Yへと進み、さらに振るとKIのRへと項目が移動、右レバー左右で数値を増減します。一度入ると、ずずずーっとレバーを下へ降りまくってEXITまで持っていかなければなりませんw

CONFIG

これが今回の「大事なところ」ですw

TOY_TXがまさにそれ。デフォルトでは「N」になってますので、これを「Y」に変更し、BACKしてSAVEすれば、以後はバインドしただけで、あとはスロットルアップで浮上します。

で、もう一つ厄介なのは、飛行モード。BETA65S Liteには

  • ACRO
  • LEVEL
  • RACE_A
  • RACE_H
  • HOLIZON

という多彩なモードがセットされています。それを変更するのが、残念ながらおもちゃTXの場合は、ないみたいなんです><
で、OSDメニューのCONFIGにある、MODEを変更するしかなさげと。

  • MODE 0 ACRO
  • MODE1 LEVEL
  • MODE2 RACE_A
  • MODE3 RACE_H
  • MODE4 HOLIZON

だったと思います。ごめんなさいメモってなかったw
間違えていたらごめんなさいw

RGBは、バインド後のLEDの点灯をONにするかOFFにするか。デフォルトはOFFになってます。電池減らしたく無いですからねw

T8SGは、その名の通り、T8SGなどのdeviationでのBayangプロトコル接続をする際に「Y」にします。OPEN-TXな人は「N」のままでOK。

RECEIVER(注意:バグなのか、BACKできなくなります)

AETRオンリーなのがわかりますね。
スティックやスイッチ(AUX1〜4)をモニターします。
が、BACKが選択出来ないんですよ。私だけかもしれませんがw
とりあえず私は、これ出したかとバッテリー抜いて強制的にリブートしています><

SMARTAUDIO

CHANは、チャンネルを意味します。デフォルトはA1。右スティックを右に振って、1つずつ上げていくパターン。「D1」とありますが5740。つまりそういう事ですw
POWERでは、VTx出力を変更できます。25mWと200mWが選択できます。
変更を加えたら、SETを選ぶ事で、変更した数値が反映されます。当然チャンネルも切り替わりますので、再度ゴーグルでチャンネルリサーチをかけるなりして合わせ直す必要があります。

DISPLAY

ごめんなさい。よくわかってないですw
表示できる項目はもう固定なので、数値はその座標をあらわしているのかなーとは思うのですが。
LOWBATだけは異なり、LOWBAT表示させる際のバッテリー電圧かと思われます。

RATES

コレもいまいちわかってないですw
PIDレートを変更できるという事でしょうかね。
RATEをあげれば、スティック振り切った時の挙動が鬼がかるんだと思います。もっとキビキビさせたい方は数値あげ。
RATE_YAWも、同様の考えで、旋回を際立たせたい方は数値アップ。
PROFILEはデフォルトでAなのですが、Bとかどうやってセットしたら良いのかはわかってません><

解説は以上。なんか、完全解説できてなくてごめんなさい。

おもちゃTXでOSDメニューを呼び出す方法

TOY_TXをYにしましたら、以後はOSDメニューのスティックコンビネーションがかわります。だって、「左スティック左中央」ですと、振った瞬間飛んでくるくる周っちゃいますもんw

ですので、TOY_TXをYにしたあとは、左スティックを左下へ、右スティックを上へ、振ってください。

以上です。
おもちゃTXで運用する場合、モードの変更がボタン操作やスティックコンビネーションで出来ないのは少し残念ですが、LEVELなりACROなりで練習できるわけですし、そう頻繁に切り替える事もなかろうですし。そこはご勘弁いただけたらなとw

頑張れば1万円いくかいかないかで買い揃えられるTinyWhoopソリューション。国内ショップでもエントリーセットとして販売されているものも出てきていて、普及させたい私としては嬉しいかぎりなのですが、国内ショップの組み合わせは、それなりの高級品で構成されているため、やはりお値段はかかってます。まず手始めとしては、安さを重視する方も当然いらっしゃるわけで。
安かろうマズかろうは、絶対にないとは言い切れませんが、今回紹介したこの組み合わせでも、ちゃんと大会でそこそこの成績は、おさめられると思いますよ^^

忘れてた!w

BETA65S Lite、実はとっくの前にサクッとレビューを公開していたんですね!w
しかも動画だけで済ませてました><

まだご覧になっていない方は是非。

レビュー品は初期ロットですので、何か違いはあるかも知れませんが、最新ロットはBETA65Xと同じ、オリジナルポーチに入って販売されているらしいです!
こりゃ買うなら今からの方が断然オトクですねうらやましい!w

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