UR65を直す。ついでにパワーアップをはかる。

UR65を直す。ついでにパワーアップをはかる。

2019年1月8日 6 投稿者: jizomae

65mm 1SブラシレスWHOOPの代表モデル、Ux65(US65、UK65、UR65などをまるごとひっくるめてUx65と呼ぶようにしています)。
ブラシレスレーシングドローンのエントリーモデルとしても、室内マイクロサイズドローンとしても、誰もが持っておくべきものと確信しています。

Eachine US65 UK65 65mm Whoop FPV Racing Drone BNF Crazybee F3 Flight Controller OSD 6A Blheli_S ESC – US65 FrSky Receiver

年末に大阪はフライトベースにてお友達とWhoop飛ばして過ごしていたわけですが、その中でとても有益な情報をお教えいただきました。

0802モーターに変えると、飛行時間が1分以上伸びる

私がフライトベースに持ち込んでいたのは、バッテリーボックスが折れてしまって輪ゴムで固定せざるを得なくなっていたUS65。
で、ドローン友の会メンバーの方が持ち込んでいたのが、そのモーターを0802へと交換した改造機。
私のUS65はいいとこ3分の飛行時間なのに対し、US65改は4分以上、5分弱も飛んでいました!

使っているモーターはBETAFPVのこれ。

・0802 Brushless Motors

17500KVを私は購入したのですが、今は売り切れ中。

これ、BETA65X 2Sなど、2S Whoopで使用されるモーターなんです。1Sなのに2S用のモーターは回るのかと疑問でしたが、バッチリ!それでいてさらに飛行時間も伸びるのであれば交換するが吉ですよね!

モーターは発注してほどなく到着していたのですが、フレームパーツが一向に届かず、1ヶ月以上待たされてしまいました><
こればっかりは運任せ。Amazonで頼んでおけば、やきもきせずに済んだかと思うとちと悔しいです。

・Upgraded Beta65 Pro Micro Brushless Whoop Frame

Ux65フレームも丈夫な方だとは思うのですが、私の手持ちは全部バッテリーボックスの奥側2本の横材が折れてしまいました。着陸の際などで衝撃に負けて折れてしまうんだと思います。その点BETAFPVのフレームはその部分が肉厚で折れにくい印象を受けます。

いちおう2S用も購入。チリも積もれば…orz

BETAFPVのフレームは全て1個ずつこのプラケースに入って発送されるようになったようです。破損しやすい海外通販においてこのパッケージングはマジありがたいです!

わかりますかねー。UR65の、バッテリー部が折れてしまっているフレーム。先にFCは取り除いてます。

ところでこのモーター、次何に使いまわしたら良いやら。

今回の改造のために用意したもの。これらが揃うまでに1月以上掛かってしまって、危うく忘れるところでしたよ><

モーターもしかし、随分とご丁寧な梱包で届いていますね。
モーターの中には当然ネジも同封されています。しかも余計な数w

まずはモーターをフレームに取り付けるにします。今回は「ワイヤーチネチネ」は行いませんでした。モーター根元は補強されてはいるものの、結構ちぎれた報告もきていましたので(ビビり)。

ネジが5本も余りましたw
万が一に備え、大事に取っておくとします。

両者比較。

左がUR65オリジナル。右がBETAFPVフレームと0802モーター。
いかにも丈夫そうで安心感が違いますw

プロペラ、先につけちゃいましたw
しかし、この「逆回転レイアウト」がどうもうまくいきません。BLHeliでリバースかけてみるも、なぜか浮上せず。
アームして1秒間回転したかと思うと、ランナウェイエラーがOSDに表示され、モーターは止まってしまいました。なので、逆回転は諦めてノーマルに付け替えています。

プロペラはBETA65X 2Sに付属の1ミリ軸用のものを使用。

プロペラは

・31mm 4-blade Micro Whoop Propellers (1.0mm Shaft)

通常のUx65ブラシレス0603とか0720ブラシのプロペラは0.8mmシャフトだったりします。

さーて、気まぐれというか問題というか。はい、カメラ〜♪

でましたBoldclash F02H!

・BoldClash F02H Pro FPV Micro AIO Camera with Clear Canopy

中華フープの定番カメラ。なにせとっつけやすい!そう易々とは壊れない!ついでいうと何気にOSD対応(なケーブルになってしまった!?)!

BWhoop B03 Proと一緒に頼んだのに、こちらは別便で遅れる事10日。タイミングを逃しまくっての到着だったりしますorz

OSD対応にはなりましたが、Ux65のカメラ部への配線はプラグレス。せっかくF02Hはプラグが付いていて、さらにOSD無し接続用変換プラグも付属していますので、これらを活用しちゃおうと思います。

えーっと。カメラ側から赤色・黒色・水色・黄色の配線。

当然赤は5V、黒はGNDでしょう。水色と黄色はVIDEOなわけですが、果たしてどちらが「IN」でどちらが「OUT」なのでしょうか。

Ux65のFC基盤にはGND、5V、Vout(Video Out)、Vin(Video In)がプリントされています。

ハンダ位置とずれてプリントされていますが、上からGND、5V、Vout、Vinなのは間違いない!

Video Inputは、カメラからのビデオ信号を繋ぐところ。それをFC上でOSDしてVideo Outし、Vtxから無線で飛ばすという理屈がわかっていれば、さほど悩む事でも無いですかね。

カメラのVTx外してみると、黄色がカメラからプラグへと行っていて、水色がVTxへと繋がっています。

というわけで、Video Inputは黄色、Video Outは水色。

注意:その昔、WLtoys V686Gなるドローンのカメラパーツでは、配線の色がまったくもってデタラメだったりした事がありました。なので迂闊に配線の色を鵜呑みにすると最悪ぶっ壊してしまう可能性もあります。あくまでも自己責任でよろしくお願いいたします。

変換プラグのワイヤーはあまり余裕がありませんが、まーなんとかなるでしょう!
ぶった切ってやりましょう!w

基盤の下側に半田付けし、上側に顔を出せれば良いので。
ほんのちょっとだけワイヤーを露出させます。私は爪で。

RGKとハズキルーペで半田付け。きったねーですけど、要は通電してりゃ良いんですよ><

まだだけど、ちょっと繋いでみた。

カメラに付属のゴムとネジを使用します。

あらかじめダンパーをFC基盤に取り付け、ジリジリとフレームに同時に差し込んでいくイメージ。
フロントとバックは先にネジどめ。
カメラを繋いで。
左右をねじ止め。
モーター繋いでホレ完成!w

重いのか軽いのか、わかんないですけど、一応重さを。

23.2g。

バッテリーはBETAFPVの1S 300mAhを使用する予定です。

巷は75mm 2S Whoopで盛り上がっていますが、古民家ステージは65mmの方が俄然飛ばしやすいです。お外でビュンスカ行きたいところですけど、こちら北陸、このシーズンはコンディション悪すぎですからねー><

サクッとフル充電した300mAh Hiリポで飛ばしてみましたが、4分超えました!私の集中力は3分と思ってますので、大満足です。OSDもバッチリ。

現在BETAFPVでは12000KV0802しか販売していないみたいですが、逆にそのパワーだと飛びがどう変わるのかも興味深いですね。私は人柱辞退しますがw
あとはTaranis X Liteに設定しているスロットルタイマーを解除して、OSDで残バッテリーみながら飛ばす事にしようか、いやいや撮影フライト時はOSDが目障りと言われる事もありますし、スロットルタイマー残しておこうか、ちょっと悩んで見ようかと思います(低次元)。

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