祝!Eachine E011在庫復活!
2019年5月14日今日、素晴らしい記事を教えてもらいました。
ドローンを始めたいと思ってる人、Amazonでドローン買っちゃって、微妙に思ってる人はぜひご一読されて、泥沼へと足を踏み入れてくださればと思いますw
さて!どうやらEachine E011が復活したようです!
年度もかわり、年号も変わったのでまた体験イベントなどで使うため、10台購入してみましたが無事出荷された模様。
Eachine E011 Mini 2.4G Headless Mode With 60000RPM 716 Coreless Motor Toy Brick RC Drone Quadcopter – Black Red Mode 2 (Left Hand Throttle)
注意:このドローンに付属する送信機には「技適マーク」がありません。国内でのこのままでの使用は電波法違反になりますので、ご注意ください。
「えーっ!違法品紹介すんなや!」
という声が聞こえてきそうですが、ご安心ください。
たった1万円少々の追い銭で、誰もが合法にこの最強ドローンを堂々と飛ばせるようになります。
そう、送信機を変えればいいんですよ!技適付きのモノに!
しかも今ではいくつもの候補がありますが、その中でもオススメはコレ。
Jumper T8SG V2.0 Plus Carbon Special Edition Hall Gimbal Multi-protocol Advanced Transmitter for Flysky Frsky – Mode 1 (Right Hand Throttle)
モード1とモード2がありますからね。ご自身の操縦方法に合わせて選んでください。
私はモード2。
マイクロドローンFPVのもう一つの選択肢、それが「中華フープ」だ!
冒頭で紹介させていただいた記事では、マイクロドローンへと駆け上がる際にEachine US65をおすすめされています。
私もね、この機体は誰もが複数台(1台とは言わない!w)持ってても損じゃ無い優秀な機体だと思っています。
ですがそれはあくまでも初心者ではなく、そこそこの技量と知識が身についた人に対しての話。そこに立ちはだかるのは、
BETAFLIGHTでの設定という壁
が待っています。
特にこのBETAFLIGHT。不親切にもややこしいのが、ドローン本体にインストールするファームウェアのバージョンの最新が4.0(かな?w)、それを設定・変更するためのPCアプリケーションであるBETAFLIGHT Configuratorが10.5.1なんです。
しかもこれ、バグ含みで最悪ドローンを文鎮化します><
実は私も1台文鎮化してしまって、もういやになってバージョン下げて運用中です。ほんと困る。
TinyWhoopはもちろんの事、レーシングドローンのファームウェア書き換え、設定、組み立て、どれも自己責任である事が大前提であると同時に、それらを行わなければドローンは運用できないんですよ。これわかってなくて、
プロポとドローンの電源入れたのに動かない。販売者と紹介者の責任だ!
とおっしゃるモンスターカスタマーのなんと多い事か。
ですのでね、TinyWhoop始めたいって方は、情報収集を徹底してください。一番おすすめは、やっぱりネットだけじゃなくて、「生の声」。
羽咋ドローンズに今年度から新たに加わったメンバーさんは、大阪にあるFunFunで店長オススメセットをセッティング・カウンセリングコミで購入されていますが、そういった王道もありますのでね。
他にもマイクロドローン・TinyWhoopを中心とした導入ワークショップなんかも、全国各所で開催されていますから、そういうのはドンドン参加した方が良いと思います。
私も少し困ってるのが、DMでの問い合わせ。
個別指導とか指南は基本カネとる方向でいる私ですので、DMではやめた方が良いですよw
そんな悪どい私を回避するために、mixi:ドローン友の会があるのですから。
先日も大盛況だった「羽咋ドローンズ第27回飛行練習会」。
見学の方もこられました。もちろんドローンは未経験。そういった方に、果たしていきなりドローン本体とプロポを渡して「どうぞ。」って言ったって、BETAFLIGHTの設定やらプロポの設定やらをこなせるワケがなく、でも「鉄は熱いうちに」って言いますし、なんとかならんのかと思う私なわけですが。
そこで中華フープなワケですよ!
私なりの解釈ですが、
いわゆるTinyWhoopはレーシングドローンをインドアで飛ばせるようデチューン&デフォルメして作り上げたソリューション
で、
対して中華フープはインドアマイクロトイドローンをFPVレーシングドローンへと仕立て上げるソリューション。
とっつきやすさは断然中華フープだと確信しています。
中華フープの魅力をアレっぽく語ってみましたw
- 設定不要
- 安価
- 秘められたポテンシャル
RTFで発売されているトイドローンをベースとしているので、箱から出して、電池入れて(充電して)、起動してバインド(レバー上下とか、オートバインドとか機体によって方法が異なりますから、マニュアルはちゃんと読んでね!)すれば飛びますし楽しめます。ここがBETAFLIGHT&BETAFLIGHT Configurator(つまりはPC?)ありきなTinyWhoop系統と異なる魅力の一つ。
Eachine E011買って、箱だしして、AIOカメラポン付したらもう完成。
2017年とネタは古いですから、ラインナップとかもう今は無かったり、無駄だったりしますが、参考までにご一読ください。
http://jizomae.blog.jp/archives/68746536.html
その後の記事としてこんなのもあげてましたっけ。
http://jizomae.blog.jp/archives/73428370.html
まず、JJRC H36をベースとする提案ですけど、コレ、今は
「JJRC H36はやめた方がいいっすよ」
ですw
アマゾンでもOEM品が売ってますが、技適は偽造じゃないかな。知らんけど。
で、なんでH36はダメなのかと言いますと、プロトコルに問題があります。MJXqベースのE010というのが解析されているのですが、これ、送信機によってはバインドしない場合が多数あるんです。
こんな事で苦労するくらいなら、確実に繋がるBayangプロトコルのBoldclash BWhoop B03Proや、Makerfire Armor65 Lite、そしてEachine E011の方が良いです。
本体価格、知れてますよね?
どれも1万円すらしません。ブラシモーターですので、連続使用するとすぐモーターがヘタってしまいますから、2台、3台と持つのがオススメ。
あとはAIOカメラを電源に半田付けすれば良いだけ。ゴーグルがなきゃ中華フープは楽しめませんが、それはTinyWhoopやレーシングドローン関連の記事を再読されれば良いかと(投げるんかい!)。
トイドローンベースですから、基本STABモード(Angleモード)な中華フープ。まー私も室内でゲートとかあるコースでは、STABモードで飛ばしています。AIRモードですとまだまだ下手くそなのもありますが、少しでも接触すると体制が狂ってクラッシュする事になるのがうっとおしいからというのもあります。
実際のマイクロドローンレースでも、多くの方がSTABでのフライトですので、臆する事は無いと思います。
ですがね、操縦がある程度できるようになると、外で飛ばしたりもしたくなりますよね?
中華フープはトイドローンですので、トイドローンのお約束、ワンボタン3Dロールなんて機能もあったりして(もちろんそのボタンもT8SGで割り当てられますからねー)、それでアクロバティックなフライトなんてのもオツでしょうけど、どうせならAirモードでトリッキーなフライトもしたくなるじゃないですか。
実はそれ、E011でも追い銭とSilverwareの導入で出来るようになるんです。
Armor65Lightは最初からAirモード化のチャンネルが割り当てられています。手っ取り早くAcroフライト練習したくなったら、そっちを買うのも一興だと思います。
えーと、E011にはUSBプラグなんてご大層なものがありません。のでね、いわゆるドングルを使います。これが今度は逆にBETAFLIGHTベースのいわゆるTinyWhoopよりも難易度というか敷居が高いところとも言えますかね。
なので私は、最初からSTABとAIRを切り替えられるフライトコントローラーに乗り換えてやり過ごしていますw
最後にSilverware起動したの、いつだろうw
BNFでも発売されているのは、Makerfire Armor 65 Liteと、こちら。
Beta65S Lite Micro Whoop Quadcopter
Airモード切り替えのアプローチはそれぞれ異なります。Armor65LiteはCh操作で、Beta65S Liteはスティックコマンド←←↓です。
正直、屋内ゲートコースでの飛びっぷりはUS65の比じゃないパフォーマンスぷりです。
これはパワーバランスってやつでしょうね。US65はブラシレスモーター。BETA65Liteはブラシモーター。ブラシレスはやはりパワーがあるので狭い屋内ですと少々厳しいところもあります。PID調整やミキサーを駆使して少し抑え込み気味にセッティングすれば良いですけどね。
私もUS65を同コースで飛ばす際は抑え込み気味を意識して飛ばします。ですので、BETA65Liteで飛ばしているようなフィーリングとか、スピードとかは正直出せてないです。
中華フープですと、コントロールでぐいぐい引っ張ってくフィーリング。こっちの方が飛ばしていて気持ちいいんですよね。
もう一つ言える事は、壊れにくさ。
一概には言えないところでもあるんですが、中華フープは軽量化ありき。軽くすればするほど飛びが軽快になり、飛行時間も伸びてくれます。機体が軽くなるとクラッシュ時の衝撃量も減る傾向になりますので、割と壊れずにやり過ごせます。
UR65の場合は、フレームがちょっと固すぎるんでしょうね。それとやっぱパワーがあるので衝撃量も多め。その割にフレームが脆弱にできているので、多分多くの方はダクトを割ったり、バッテリーマウントを折ったりしていると思います。
地味な話、ブラシモーターは寿命と熱ダレが怖いですけど、ちゃんと熱監理というか、休ませながら飛ばすのを心がけていれば結構長持ちしますぜ。
話をE011に戻します。
だらだらと中華フープの魅力を紹介しましたけど、Eachine E011は買える時に買っておいて全然損は無いと思います。個体として飛ばす楽しみもありますし、消耗品であるモーターのパーツどりとしても今の価格ならぜんぜんアリなんじゃないでしょうか。
現在Banggoodの方にも、再販というか、再生産されたのかの確認をとってもらっています。結果はまた記事にするか、ツイートなりするかしますね。
それと、これは私というか、羽咋ドローンズだけの事かも知れませんが、E011はドローン体験に重宝するんです。今回10台購入したのもそのためでもあります。
また、もしかしたら私たち同様にE011を体験会やらで使ってらっしゃる団体さんや企業さんもいらっしゃる事でしょうし、当然私はEachine E011の安定した生産と、国内電波認証の取得をお願いしています。
私一人の力では、非力過ぎて無意味かも知れませんが、もしもご賛同いただける方が他にもいらっしゃいましたら、ぜひBanggood、Eachineにラブメールを送りつけてくださいお願いします。
追記:E011、5/18 無事到着!
発注は5/11でした。結構早かった!ラッキー!
袋あけてみたら…
あちらさんは「箱ってさ、中身を保護するものでしょ?だから箱が潰れていようが、テープ巻いてようが、中身が無事な事が大事だよね?」ってスタンスなのでしょうね。これが安さの要因なのでしょうからしょうがないかw
端っこのは普通に潰れてますw
中身は、
- クアッドコプター本体 x 1
- 英語マニュアル・中国語マニュアル
- お人形(今回はDARK NIGHT)
- 予備プロペラ、USB充電器、ドライバー
- 専用コントローラー(技適マークなし)
といった構成。ちょっと変更があったかもな案件。
なんとお人形の「台」も同封されています!(誰得w)
日本語マニュアルはこちらからダウンロード可能です。
バッテリーは相変わらず!?3.7V 26mAh リポバッテリー 。
ここで一抹の不安が。
プロトコル変更してないよね?
T8SGV2Plus(技適マーク付き)を引っ張り出して動作確認。付属のバッテリーがすっからからんなので機体にさしても起動しなかった時は「不良品きたか!」と思ってしまいましたが、満充電していた1S 300mAhを繋いで普通に起動(LED点滅)したので一安心。
従来通りにBayangプロトコルで用意していたモデルデータ(BWhoop B03 Pro用)で難なくバインド。チャンネル配分を忘れていますがw
というわけで、E011のBayang継続は確定です。
「中華フープ」は、機体の設定不要。なにせRTF(レディー・トゥ・フライ)ですのでね。
問題は「付属コントローラーに技適マークが無い」事なんです。
私のように、Jumper T8SG V2 Plusや、同カーボン柄バージョン、T16、T12(これらが搭載しているJP4in1モジュール)など、Jumperの今年バージョンであれば、技適マークもついていますし、Bayangプロトコルをサポートしていますので、問題なし!
もっとお安く手軽なモデルにEachine E010、JJRC H36ってのがあるんですけど、そちらはプロトコルが公開されていない事、いちおうMJXq(E010)というプロトコルが解明されているのですが、「バインドしない」という事案が頻繁にあちこちで起きているのもあって、
E010は私はお勧めしない
とさせていただきます。
Silberwareにも対応していませんから、末長くお付き合いできるかも微妙ですし。
もう一つのE010とE011の違いはモーターサイズ(フレームもそれによって異なります)。E010は6mmモーター、E011は7mmモーターです。
TinyWhoopとの互換性
実はE011といわゆるTinyWhoopと呼ばれているものとはフレームの後ろ側のネジ穴位置が異なり、E011の基盤を、例えばBETAFPVの65mmブラシ用フレームに持っていくには基盤の加工(ドリルで穴あけなど)が必要になります。
また、バッテリーについても付属バッテリー(いわゆる座布団型)はとっとと見切って、スティックタイプのものを使う方が将来性があります。
ピッグテールをAmazonなりで購入、バッテリーボックスの前面をカッターで切除、ボックスの左右に「詰め物」をして1S 300mAhを使えるようにしてます。
ついでにモーターケーブルをチネチネしてますw
まースティックタイプのバッテリーって、今や多彩なラインナップがあって、それらのどれが良いかを探すのも一興でしょう。次のステップアップとしてブラシレスなロクゴーWhoop、Eachine US65や、ナナゴーWhoop、Mobula7なども視野に入れると、バッテリーがそのまま使える(Mobは2本ね)のも経済的と言えましょう。
もちろん、操縦スキル、BETAFlightの知識も身についているのであれば、BeeCoreなFCとフレームに載せ替えたり、OSDがついたBNFモデルへと鞍替えするのも良いでしょう。
今日も「買ったけど繋がらない」という書き込みをみかけ、心を痛めています。BETAFlightの扱い方や、バインドのための方法に特化したドローンスクールはまだ少なく、ワークショップなども少ない現状です。中華フープはそれらを必要とせず、誰もがいきなり楽しめるソリューションです。
「とりあえずどんなものなのか、情報収集をしつつ、それでも実際に飛ばしてみたい」という方は、悪い事は言いません。とりあえずEachine E011どうです?電波法気にしているのであれば、一緒に先に紹介したプロポ(技適マーク付きですので、完全合法です)と一緒に。