Wi-Fi Whoopの制作2

私にとっては「使い物にならない」ものでも、エントリーさんにとっては「使いたい」になる。
まさにそんな印象を受けてしまいました。
一応、やはりぶっ壊れた(初期不良)Wi-Fi FPVトイドローンを使って他にもつくってみているのですが、立ち位置としては「目視飛行だけじゃつまんないだろうから」ってところですからね!

前回つくったWi-Fi Whoopは、重かった

720p Wi-Fi FPV、静止画の映像は抜群に綺麗なんですけどねー。モジュールが大きく重く、飛ばしていてもそれが痛感できてしまうレベル。
Amazonをチェックすると、「国内電波認証済み」と明記されているトイドローンがいくつかあります。

65mm Whoopに搭載するのがゴールなので、なるべく小さいと思われるものをチョイスしてみました。

アマゾントイドローン売り上げトップはHolyStoneですが、Potensicも頑張っていると思います。殻のリデザインはおこなっておらず、中国で開発販売されているものをまんまローカライズしているみたいなのも、私としては好都合というか、好感がもてます。だって予備パーツとかあっちの方が見つけやすいですしね。まー今回は欲しいのはカメラ部だけで、大筋はブラシWhoopなんですけど。

で、Potensic A20Wは見た目ももう中華フープそのものであったりするんですが、何が問題か。

カメラ角度が下向き!

屋外で高高度撮影させるドローンならわかるんですよ。SparkだってMavicだってカメラは前か下にしか動きませんし。上から見下ろして空撮というのが定説ですからね。
でもA20Wってどうみても屋外無理でしょ!w
室内でどんだけ高度取れるのかと。

レーシングドローンは基本前進動作。期待は頭を下げて前進します。レーシングドローンのカメラが上向き20度だったり35度だったりしているのは、前進しつつ前を見る事を重視しているからなんです。
カッ飛びたいならカメラ角度はうんと上向き。まったりなら少し上向き。
このジョーシキがトイドローンには無い。あほかと。ばかかと。

いけね。他の商品も紹介したかったんでした。

こっちはダクトフレームじゃないですが、720p画質なので多分ワイドレンズなんじゃないかと。というかこっちと同じ製品っぽくて、こっちでは広角720pとうたってますので。

※ただし国内電波認証の記載なし。

一応2番目のモデルを計画してみますが。結果は見えているので微妙ではありますw

5G Wi-Fiが希望の光なんだけれども

昨今のトイドローン、720p Wi-Fiが当たり前になり、中には1080pをうたうものも登場していますね。
1080pの場合は大抵SDカードスロットもあり、動画の保存はSDカードに、Wi-Fi映像伝送は720pでというカタチ。
以前レビューしたトイドローンでフリーズや遅延がさほど感じられないものがありました。
(うるさいヤツが湧きそうなのであえて機種や記事は割愛します。YouTubeチャンネルで探してみてください。)

5G Wi-Fiであれば、伝送速度が向上しますから、もうフリーズに悩まされる心配は無くなるかも知れませんね。
問題は例によって時代遅れな日本の電波制度にあります。

飛行体からの5G Wi-Fiそのものが違法

らしいんですわ。今あちこちのキャリアさんも次世代通信(これも5Gっていうんでややこしくて仕方ないんですがw)をドローンと連携して利用するソリューション開発にやっきになっていて試験運用なんかもすすめられていますが。5G Wi-Fiって、なにげにiPhoneとかにはすでに備わっています。技適マーク的には「In Door Only」で通されているんですがねー。

ということは、次世代(ちょっとまって、まだ現世代的にもまともにできてないw)Wi-Fi Whoopは、インドアであれば5G Wi-Fi Whoop飛ばしても良いのかな?と。

「Wi-Fi Whoopは室内専用!」というお約束があれば、緩和措置とか施行されないですかねー。

もう一つの問題。それはFPS!

720p Wi-Fi カメラ搭載トイドローンを数々レビューしてきましたが、いつも残念に思うのは遅延やフリーズだけではありませんでして、どの製品もプロパティみると25fpsとでてたり、20fpsと出ていたりします。

どうでしょう?25fpsであれば、ぬるぬる感はなくとも、VRゴーグルにスマホをセットして飛ばせるかも知れないという期待も持てそうですが、20fpsだと厳しいんじゃないですかねー。

販売店での仕様をみても、あまりカメラのFPSについては触れられていないのがほとんどなので、ほんとそこは「買って調べてみなきゃわからない」感がぬぐえません。ぐぬぬ。

別の希望。2.4G FPVシステム

そもそも5.8Gの運用には無線免許と開局申請が必要なため、エントリーさんがそこを真面目に行うのが困難であることから日本ではWi-Fi FPVという別の選択肢も考えなきゃならなくなってるわけで。
国内電波法では2.4Gは技適マーク製品であれば無資格で使用できるので、いっそFatSharkゴーグルのRTxとドローンのVTxを2.4Gにすればええんやないのというソリューションもあったりします。

FuriousFPV TrueD 2.4G Diversity Receiver System W/ Long Range 2.4G VTX Combo for Fatshark Goggles

もちろんこれ、技適マーク付いてませんから国内使用は違法扱いなんですが。
あちらさんが設計認証を得て、技適マーク付きとなったら爆発的に普及しそうなんですけど!w

ただ、ごらんのとおり、VTxはまだまだ大きく、お値段もかなりします。これらのセットだけでは足りず、別途FatSharkゴーグルも用意しなければならないというのも残念w
5.8Gと屈託無い映像品質らしく、ますます興味深いものと思ってます。

結局は5.8G(5G)の解放がカギ

ご承知のとおり、Wi-Fi FPVは屋外はもちろん、屋内であってもドローンレースには不向きすぎるソリューションです。
現行FPVカメラは5.8Gがスタンダードであり、全世界がそれで運用されています。製品そのものもうんと安くなりましたし、小さく軽くなりました。
しかし日本では5.8Gは資格と登録が必要であり、小学生のうちからそれらを取得するのは非常に困難でしょう(不可能とはいいません。現に小学生のアマ無線資格者はかなりいますから。)。
世界の無線技術の進歩に完全に遅れをとっていることを経団連からクレームされたのをうけてか、緩和に向けた法改正も動いています。大雑把な内容としては、期限を定めた技適なしWi-Fi製品の研究使用を申請によって認めるというものらしく、スタンスとしては巷に溢れるAndroid端末新製品にいち早く対応したアプリ開発という事だそうです。
先にも言ったように65mmブラシWhoopを屋内専用と定義づけ、In Door Onlyなら5.8Gの使用を認める事にすれば、TinyWhoopレース場へと足を運ぶ小学生も増え、いずれは屋外5インチレースにエントリーしたいと無線資格と開局を目指し、ドローン業界のあらたなベクトルが生まれるものとおもっちゃったりします。
小学生・中学生が1個数万円もする無線機器や、1回数万円もする無線取得講習をうけられるはずもなく、「TinyWhoopはオトナになってから」「ドローンは金持ちの道楽」みたいな風潮になりそうなのが、不安です。
(私みたいな大人でも、少しでもお金かからないで済むようにしてんですからね!)

ドローンのトラブルって無線そのものよりも、結局はぶつけて事故だの、当たって怪我だの、障害とか物損とかが目立ってますから、損害賠償保険の義務付けは重視したいですよね。

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