Dragon Touch Classic10 サクッとレビュー
2021年3月21日Dragon Touch デジタルフォトフレーム 10.1インチタッチスクリーン 1280*800高解像度 WiFi IPS広視野角 16GB内蔵メモリ 90°~360°回転可能/USBメモリー/SDカード対応/写真動画再生/カレンダー/アラーム 良いギフト 日本語取扱説明書 Classic 10
生活に溶け込むシンプルなデザイン
ダークブラウンの額に10.1インチタブレットが仕込まれた様な収まり。
特に奇抜というわけでもないシンプルなデザインは、どこに置いてもさりげなく溶け込んでくれそうです。
(表示する映像によるw)
ファンレス設計?動作音なしなのはありがたい
デジタルフォトフレームは数年前にもレビューし、使用していた記憶があります。あの頃のは起動するとファンがまわって、まずそれが一番鬱陶しく感じてしまってました。
DragonTouch Classic10は静音設計。「設定」でスピーカーボリュームを調整可能で、背面に仕込まれたスピーカーから音(フリック音や動画の音)が出ますが、ファンの音やデジタル機器特有のノイズ音は発生しないので、ほんと、置いている事すら忘れそうなくらい静かに佇んでくれます。
10インチIPSタッチパネル
発色は良いです。解像度は1280×800。マジマジとみてしまえばそりゃドットや発色ムラはわかっちゃいますけど、普通に飾るぶんにはまったく問題ないというか、ホント綺麗です。
表示する映像の質次第なところもあるかと思います。例えばもともと解像度の低い映像とか。
操作についても、タッチパネル操作なので直感的でわかりやすいと思います。
内蔵メモリ16G USBメモリやSDカードもOK
本体内に16GBものメモリが仕込まれているようです。システム分でどれくらい使われているのかは不明。裏にはSDカードスロット、USBメモリが刺せるUSBポートもあり、32GBまでの拡張も可能です。
本体に表示させたい写真や動画は、専用アプリでの伝送はもちろんのこと、SDカードやUSBメモリスティックなどに放り込んで(ルートに分別することなく放り込んでOK)刺すだけで、認識してくれていました。
対応フォーマットは
- JPEG・JPGなど
- MPEG-1、MPEG-2、MPEG-4、H.263、H.264、VC1、RVなど
と、スマホとかで認識できるフォーマットであれば大抵イケそうです。
専用アプリで複数ユーザーからのデータ受け取り可能
DragonTouch Classic10は、初回起動時に各種設定を行います。
自宅のWi-Fi(2.4G帯のみ)に接続する必要があるので、接続先のPWなどは用意しておくと設定終えるのが早いです。
Classic10がネットに繋がった状態にあれば、スマホアプリOurPhotoを使って、スマホ内の写真・動画データを遠隔地からでも伝送可能になります。
アプリをインストールし、アカウントを作成。
Classic10固有のIDを頼りに紐付けします。
Classic10側には承認待ち状態としてユーザーが表示されるので、承認すれば紐付け完了。
Classic10がファイルサーバー的な立ち位置になっていて、各ユーザーはサーバーに写真や動画をアップロード出来る様になる、といった感じ?
一度にアップロードできる写真は9枚まで、動画であれば1本まで。
我が家でもLINEで家族同士で写真や動画を発言したりしていますが、親への現状報告っぽい使い方が多いです。
Classic10になれば、例えばビデオメッセージを作ってアップロードしたり、孫の近況写真をアップロードしたりもできますし、どんどん映像が増えて楽しくなりそう。
YouTube
惜しいところも…
見た目も、用途もシンプルにしたてあげてあるおかげで、「ユーザー次第で色々面白くなる」製品だと思います。
惜しいところもあります。
基本写真のスライドショー(放置時間設定で自動的に開始)機能。ムービーは手動です。
写真とムービーが混在できるスライドショーが選択できるようにして欲しかった。
天気予報やカレンダーは「飾り程度」の機能。
どうせならもっとインタラクティブなインターフェイスにして欲しかったです。年寄りでも操作できるように。例えば音声で呼びかけるとか。
写真・動画が溜まっていく一方になる恐れがあり(容量余裕あるので気にしなくても良いかも知れませんが)、遠隔でも本体の不要ファイルが削除できる権限もたせたりも出来て欲しかった。
額縁にさらにタッチスクリーンの縁というところ、もっと縁の無いものにしたくなってきたり。
Instagramなど写真投稿サイトとの連携機能もあってよかったんじゃないでしょうかね。
惜しいと思えるところ、些細なものばかりですけれどもw
なにせ本体はネットに繋がっている状態ですし、オンラインファームウェアアップデートも可能なようですし、今後もしかしたらアップデートされて、より洗練されたデザインのものになったり、より多機能になったりするかも知れませんしね^^
そういうところにも期待しつつ、今後も使っていこうと思いました。